若手バレエダンサーを中心とした著名ガラ公演の第8回。第8回目は「プティパ175」と題し、古典バレエで大きな功績を遺した振付家マリウス・プティパの生誕175周年を記念した公演となった。プティパはフランスに生まれ、ロシアで活躍し、古典バレエの基礎と形式を築いた偉大な振付家である。
上演された作品はすべてマリウス・プティパ振付であり、『ライモンダ』、『エスメラルダ』、『バヤデルカ』、『騎兵隊の休息』、『ハレキナーダ』などが上演された。
芸術監督はニコライ・ヒョードロフ。ヒョードロフは元ボリショイ・バレエ団プリンシパルダンサーである。
国内バレエ団団員やバレエ教室所属のダンサーに加え、海外バレエ学校留学中、また海外バレエ団に所属する若手日本人ダンサーが多く出演している。当時、英国ロイヤル・バレエ団プリンシパルに昇進したばかりの熊川哲也が出演し、コロラド・バレエ団の宮内真理子と『パキータ』を踊った。
演劇博物館別館6号館3階「AVブース」にて視聴可能です。
国際児童年(1979年)を記念し、厚生省が計画、建設した児童のための総合施設で、1985年11月に開館、2015年3月に閉館した。演劇・音楽・舞踊の各分野において児童・青少年の文化の向上のための公演や普及プログラム、世界の多様な文化芸術との交流等を通して、日本の舞台芸術創造活動が活性化する事を目的とした自主事業を行った。話題性や注目度の高い企画、作品を制作し発表して、舞台芸術の各分野で旗印的な公演を行うことで演劇・音楽・舞踊の各分野の活性化に貢献した。
(フライヤーより抜粋)猛スピードで駆け抜けるダンスからみれば、時代は星虹なのだろうか?はじき出された饒舌はやがて暗黒の磁場へと旋回し、重力を失うダンスが時代に別れを告げる時、アジアに舞い降りる若龍たち
柳美里を中心とする劇団「青春五月党」による一人芝居&マイム。テーマは生と死。
(フライヤーより)アンドロイドは夢を見る。静止した地球が見ている太古の夢を……。「昔、ヒトは翼をもち、光のなかを翔んでいた。」託された幾千万の想いがひとりの少女に光の翼を与えた。
TOKYO DANCE TODAY #5
青山円形劇場の空間を生かした独創的な作品を発表するダンスシリーズ「TOKYO DANCE TODAY」の第5弾。ダンスのみならず、ストレートプレイからミュージカルやオペラまで、商業演劇から小劇場まで、振付やステージングで幅広く活躍している井手茂太。2005年に発表した初のソロ公演『井手孤独[idésolo]』以来5年ぶりとなるソロ作品。