第六回本公演
第六回本公演
名も無い教室、並んだ8台のアンドロイド。今日も、休み時間は繰り返される。
かつてアンドロイドが一台、『女王』役の頬を殴ってクラスから逃げ出した。
そこへやってきた転校生は言う、「私は人間です」と。
クラスは次第に人間という『バグ』によって狂わされていく…。
クラス全員がアンドロイドという”設定”でプログラムされた通りの休み時間を繰り返し続ける、女子高生たちの多視点群像劇。
2015年に当時の京都市立芸術大学の学生で活動を開始。
作り込んだ抽象的・装飾的な舞台美術の中で行われる、多量に言葉を用いた作品作りを特徴とする。『採集、培養、観察。演劇は「私」を空想実験する。』をテーマに作品を制作。
舞台芸術以外の音楽・アートのアーティストとのコラボレーションも積極的に行い、言語表現と他ジャンルとの融合による舞台芸術の可能性を探ることを目指している。
京都を中心に活動中。