作曲家・いずみたくが創った劇団、イッツフォーリーズが夏の上野で贈るステージの第5弾は、いずみたく楽曲だけでお届けする「いずみたくナイト」。今年は、やなせたかし作詞×いずみたく作曲による選りすぐりのナンバーをたっぷりとお届け。やなせたかし楽曲にまつわる朗読や、スライドミュージカルなど「手のひらを太陽に」「アンパンマン」だけじゃない、やなせたかしといずみたくの世界を心ゆくまで楽しめる作品。
作曲家のいずみたくが1977年に創ったミュージカルを専門に上演する劇団。
文字にもたましいが宿っている。どれもみんな、大事な一文字なんだ。五十音村の住人は今日も元気に仕事をしています。自信家の「あ」さん、笑いっぱなしの「は」さん、歌の大好きな「う」さん、頼りがいある「た」さんに、資産家の「し」さん、それぞれのキャラクターある文字たちが自慢話を始めていると、いっぱいしゃべらない小さい「つ」の話になり、音のない小さい「つ」は文字ではないとみんなにバカにされました。小さい「つ
物語は1991年夏。50年前の真珠湾攻撃に参戦した3人の若者たちも、今や75歳。自分たちが攻撃したパールハーバーを見ようと、それぞれが胸に深い傷を抱えながら再びハワイへ旅立った。そして碧い空のハワイで、不時着した九七式三号艦上攻撃機が、ある牧場主によって隠されていたことを知るのだが……。
とある⼥性起業家を襲撃し、廃屋へ逃げ込んた敦也、翔太、幸平の3⼈は児童養護施設「丸光園」で育った幼なじみ。3⼈が⼀夜を明かそうと忍び込んだ場所は、かつて店主が悩み相談を請け負うことで知られた雑貨店だった。廃業して何年も経つ店のシャッターの郵便受けから、突然、⼿紙が落ちてくる。その⼿紙は33年前に書かれた悩み相談だった。3⼈は⼾惑いながらも、当時の店主・浪⽮雄治に代わって返事を書くのだが……。次第に
この作品は、灰谷健次郎の「太陽の子」を、2019年にイッツフォーリーズがミュージカル化した作品です。1975年の沖縄と神戸を舞台に小学六年生の“ふうちゃん”の目を通して人々の心の交流を描きます沖縄復帰50周年にあたる2022年。沖縄は問題を抱えたまま、50年という年月のみが過ぎていっています。この節目の年に、「人間の本当の優しさとは何なのか」という、灰谷健次郎が生涯問い続けたテーマを音楽と笑いに包