「センシティブな乙女たち 〜津波のない被災地〜
津波が届くことがなかった2次被災地には、 非日常の体験をした人々が、 今尚、口を閉ざ
して当時の記憶を心に留めて生きている。そんな 3 人の婆たちがドライブの最後に見た空
に舞うヘリコプターの機体に書かれていたのは、世界中の国の名前だった。
「水底の家」
石巻の沖合にある網地島に住む老夫婦は、 行方不明となった娘の痕跡を探していた。そん
なある日、 海岸に人魚が打ち寄せられているのを見つけ、 家に連れて帰る。 人魚と関わり合
ううちに、いつしか水底に建つ美しい一軒の家を知る事になる。
利府町の歴史、文化の継承、住民参加型のまちづくりの推進を目的として、1997年3月の旗揚げ公演以来27年間、年1回、利府町にまつわる歴史、伝統・文化を題材にした内容で、団員約30名が活動。