1982年3月「劇團少年王者」として旗揚げ。1985年に「少年王者舘」と改称。
映像や音響を駆使してイメージを喚起させる手法、「死から生を見つめる視点」と評される世界観、言葉遊びを多用した脚本、
メンバーの振り付けする幾何学的ダンスなど、少年王者舘ならではの舞台に根強い人気がある。
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鈴木翁二の中編漫画『こくう物語』をベースに、「マッチ一本の話」等の短編を混じえて天野天街が脚本を書き下ろした作品。まだ江戸時代の風情を残す明治初期の山あいの旅籠屋を舞台に、姉かれんと弟平吉のきょうだいの他愛のない日常と、行商の老人の旅の記憶が交錯しながら一期一会の季節の物語がはじまる。忘れられない旋律を残してどこかへ行ってしまったものたちの面影を抱いて見上げる、「さむそうな、空と海だったなあ…」鈴
ガラパゴス地の底と天の底が抜け、セカイが1 本の管となり、「はじまりも」も「おわり」もなくなってしまった彼岸の島キノウとアシタ、カナタとコナタ、アナタとワタシ、ウソとマコト、空想と現実が混ざりあうあいまいな混沌郷、平成22年のニホンに不時着した「アシタから来たユーレイ」のモノカタリ
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