202×年。日本は三十年間続いた不況の、まだ、ただ中にある。
舞台は、青年海外協力隊の、架空の第四訓練所。
様々な夢を抱き、海外に渡る直前の若者たちの不安定な青春群像が描かれる。
おりしも、来年度から、海外青年協力隊の派遣中止が決定される。
協力隊の未来に不安を抱く者。自らの夢に疑問を持ち訓練所を去る者。
不安や寂しさに耐えきれず、禁止されている所内での恋愛やアルコールに走る者。
隊員たちの真摯な会話から、助けるということ、助けられるということの本質が問われていく。
私たちは、本当に他人を助けることができるのか?
私たちは、誰かに助けてもらうことができるのか?
桜美林大学文学部総合文化学科演劇コースと青年団による公演。
