城田すず子さんの自伝『マリヤの賛歌』を自室で読み続ける「私」。
従軍慰安婦だった過去を告白した数少ない日本人の一人である城田さんの赤裸々で壮絶な過去。辛苦に満ちた日々の連続を読み進めていく「私」の中に様々な葛藤が生まれる―――――
自伝『マリヤの賛歌』を残した、元日本軍慰安婦の城田すず子さんの言葉は、泥沼の深淵から立ち返る人間の尊い魂に貫かれ、声を上げるとはどういうことなのかを全身全霊で教えてくれます。
日本軍性奴隷制度によって被害を受けた女性たちへの熱い思いに満ちています。どうぞ耳を済ませて、「私」と一緒に、城田さんの言葉に触れてください。
■『マリヤの賛歌を上演する会』
「マリヤの賛歌- 石の叫び」は、2022 年12 月ドーンセンターにて, コズミックシアターと光の領地の共催で初演をしました。
戦時性暴力・日本軍慰安婦を正面からとりあげた本作は新聞等で大きな話題になると共に、ご覧になった観客の皆さんから「多くの人に観て欲しい」「再演を期待する」等の声を頂きました。ロシアによるウクライナ侵攻は先の見えない戦況にあり、日本は敵基地攻撃能力を閣議決定し,防衛費の増大を決めました。あの大戦から得られた「不戦の原理」は崩れています。
この『今』にあらためて上演の意志を強くし、2023 年『マリヤの賛歌を上演する会』を立ち上げ、劇場だけに拘らず様々な場所でのロングランを目指し始動致しました。
