暗闇の中に響く「こえ」。「相手」は誰? 相手が「自分」ならば心の内との会話で、いつも暗闇の中を手探りで歩いている。外に広がる宇宙だけではなく、自身の中の「宇宙(暗闇)」。これに意識を向ける。この宇宙(的)孤独に意識を向ける。私たちはこんな場所にいる。暗闇を「あっちからこっちに流れていくだけ」の存在。「こえ」があり、「見る」ことはできる、それが唯一の私たちの「存在」を示している。
代表作に『つややかに焦げてゆく』『なんども手をふる』(いずれも劇作家協会新人戯曲賞 一次選考通過)。2018年と2021年に若手演出家コンクール一次先行通過。外部演出作品のsinging dog『ブラックアウト』が門真国際映画祭2021 舞台映像部門最優秀作品賞受賞。「Post Tenebras Lux.」公演にて『見かえしたかっただけ』(2022年)を劇場雑遊、『こえを見ている』(2023年)を座・高円寺1で上演。
