メディアアートのパイオニアのひとり、エディン・ベレスは80年代後半に日本を訪れ、舞踏を題材にしたドキュメンタリー映像を制作。土方巽や大野一雄を紹介しつつ、大駱駝艦や白虎社の映像をふんだんに使った「Dance of Darkness」は1989年に公開された。本映像はベレスが1986年に来日した際に白虎社の野外パフォーマンスを撮影した未編集映像である。撮影は京都北山の最奥の山中や川べりなど何カ所かで行われ、白虎社の過剰なる「明るい暗黒」が炸裂した。
プエルトリコで生れ育ち、プエルトリコ大学及びプエルトリコ文化研究所で絵画を学ぶ。1970年、マーシャル・マクルーハンの著作に刺激を受けてニューヨークに移り住み、ソーホーのビデオアーティスト第1世代のひとりとなる。80年代には日本を訪れ、日本の伝統文化と当時の文化との緊張を描いた「Meaning of the Interval」(’87)、舞踏についてのドキュメンタリー「Dance of Darkness」(‘89)を発表。ビデオ作品の他、インスタレーションなども手掛けている。
