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歴史でも物語でもない。福島のいまを受肉し、「出来事」にする フェスティバル/トーキョーでの上演も3年目を迎えるマレビトの会の長期プロジェクト『福島を上演する』(2016-)。複数の劇作家が福島に赴き、それぞれの視点から現地のいまを切り取った短編戯曲を執筆。ごくシンプルな空間で、俳優の身体を通し、「出来事」として出現させる試みは、現実と演劇との関係はもちろん、戯曲と上演、写実と創作の関係、とりわけ俳
画餅「モーニング」は、それぞれ日常に潜んだ、潜みすぎた日常の朝をスケッチしています。そんな、どこかコントのようになってしまったショートストーリーが重なった作品です。画餅の特徴でもある、舞台上のカメラマン、ハンディカメラや天井カメラも含めた複数台のカメラで撮影した「ドラマのような公演映像」で、舞台公演と配信映像の双方の両立を目指しています。
劇作家・演出家のケラリーノ・サンドロヴィッチ(KERA)が書き下ろし。高度経済成長前夜の、パワーを内包し、どこか不穏でノスタルジックな昭和32年の東京・新宿。混沌とした時代、軽演劇の劇団「三角座」を舞台に喜劇人と彼らを取り巻く人々が織りなす、哀しくて可笑しい群像劇。