舞踏家。1972年大駱駝艦創成に紅一点として参加。1975年、北方舞踏派と共に出羽三山山麓へ移住。小樽での活動を経て、1993年津軽へ単身移住。東京生まれながら、北国の生命力を現出する舞踏家として高い評価を受けており、その創作の原点を、津軽に息づく原初そのものの命との出会いに置いている。
出羽山麓、小樽を経て津軽に移住し、北の大地を身に沁ませて踊る雪雄子が、NHK仙台放送局開局七十周年記念企画展「東北の形象ー20世紀からの発見」で踊る。この時初めて現れたという赤い下駄の少女は、雪雄子の裡で成長しつづけているという。