作品について:日本と韓国の二つの劇団が出会い、共同制作した作品『マンナム~出会い~』が生まれました。日韓での長い稽古期間やハードな公演日程をこなしながら、言葉や習慣の違いを乗り越え、共に苦労を分かち合い創造し続けました。五色の幕と切り紙に囲まれた不思議な空間の中で、自然と人間の共生を強く謳い上げた舞台です。
あらすじ:世界から神々が姿を消し始め、地上に取り残された魔界の生き物たちは謎の伝説の森に棲んでいました。人間の母と魔界の王の間に生まれた少女シイラは木の精ガワンと共に、この森を守って暮らしていましたが、最近森の様子が変わってきました。村では『輝きの泉』が赤く染まりました。それは、恐ろしい伝説の『竜のとぶ冬』がくる前兆です。さて、シイラは『竜のとぶ冬』をくいとめることが出来るのか……?
最近弟が生まれ、なんとなく寂しい思いをしている小学5年生の修一と、一人っ子で毎日塾とお稽古ごとで忙しく、あそぶ時間もない同級生の直人。ひょんなことから二人は、かぶと山にカブトムシを捕りに出かけることになります。クヌギの老木の根本を懸命に探す二人。その時、二人を呼ぶ不思議な声がして…いつの間にか“虫の世界”に入り込んだ二人は、目の前で繰り広げられる虫たちのコミカルで懸命な大騒動に巻き込まれていきます
元気で人気者の小学4年生のエイジは、ユニークな同級生たちと楽しい毎日を過ごしていた。しかしある日、偶然が重なり、エイジは「らんぼうもの」のレッテルを貼られてしまう。学校を逃げ出したエイジは、中学生のイサオと出会う。そして決めた。目指すは “かっこいいギャング!” そして、同じクラスのタカヒロとココロとともに大きな夢を叶えるために走り出すのだ!
どんな苦しい時代でも、それをはじき返してきた民衆の力、とりわけ子どもたちは “あそび” の中で文化を再創造し、今に繋げてきたのではないでしょうか。“岐阜”という土地から「遊び、地域、文化、人間」をベースに、様々な遊びをわらべ唄で繋ぎながら、最後には民話を脚色した「はなさかこぞう」を三味線語り芝居でおおくりします。加納の和傘、美濃和紙、岐阜提灯など岐阜の人々がつくり出した技に包まれ、昔を懐かしみ