さあ、声を合わせて高らかにうたいましょう。日本中を虜にしたあの唄を。■ものがたりリゾート地の裏に密かに佇む小さな美しい村に移り住んできた夫婦。都会の喧騒から逃れるように、病を患っている妻とともに、ひっそりとそこに暮らしはじめた男。 ある日、庭仕事を始めた妻の元にゾンビたちが現われる。 夜な夜なゾンビと会話を交わす妻を心配に思う男。 やがて男にもゾンビたちが見え始める。男はゾンビたちを妻から引き離す
THE SHAMPOO HAT第28回公演
葛城清(赤堀)と伸子(鈴木)の次男である稔(新井)は、児童8人を殺害する事件を起こす。裁判では被害者遺族の田端博昭(児玉)に悪態をつくなど、反省の様子を見せない稔は死刑を宣告される。その後、稔と獄中結婚した死刑制度に反対する星野順子(安藤)が清の家を訪れる。稔から謝罪の言葉を引き出そうとする彼女は、稔の闇を知るべく稔の昔のことを聞きに来たのだ。暴力的な稔は兄の保(日比)とは対立し、清のいとこ梶竜二
千葉雅子×土田英生舞台製作事業
二十年前。暴力団組織の組長の妻だった女と鉄砲玉だった男。二人は抗争の時、ホテルにいた。関係がバレることを恐れた二人は逃亡する。その抗争は男の犯行ということにされ、警察から指名手配されてしまう。年月は流れ。彼らは名前を変えて、とある地方都市で隠れて暮らしている。女は五十歳を過ぎてもスナックで働き、男はヒモのようになっている。行きどころもない二人はしかし仲睦まじく暮らして来た。そんな二人の日常に、忘れ
東京郊外にある今は珍しい下宿屋。夢を求め大志を抱き若者たちが集っていたのは昔のこと。大家の4兄妹と、今は行き場のない愉快なおじさん達が面白おかしくすみ暮らしている。そんな下宿にかつて一世を風靡した巨大な女レスラーが入居してくる。もりあがるおじさんたち。しかし、その下宿に奇妙なことが起き始め・・・ 懐かしい下宿物へのオマージュを込めて送る、「動物電気の昭和まんが劇場」です。
舞台は近未来の首都圏。ひょんなことから火災現場で一人の女性を助け出す独身男性マスダ。彼は彼女に一目ぼれしてしまう。彼女の通う歌謡スタジオを見つけ出し通い始めるマスダ。家族たちも巻き込んで恋の駆け引きが始まる!しかし彼女たちに幻滅されてしまうマスダ。彼の抱える根本の闇とは?そして彼の求める完璧な熟成女とは?そして歌謡スタジオは、土地の神様をも巻き込んでとんでもない事になっていき・・・。動物電気が近未
コドモ発射プロジェクト
予測不能な子供の閃きを元に、岩井秀人・森山未來・前野健太をはじめとする大人達が、右往左往しながら演劇作品に仕上げる、それが「コドモ発射プロジェクト」です。 野田秀樹の「子供の書いた台本をよってたかって演劇にすることはできないだろうか?」というアイディアから始まりました。 「ことば好き」の岩井、「からだ好き」の森山、「うた好き」の前野が集まり、 大人が描こうとしても描
本公演は1978年より連載中の魔夜峰央氏の人気作品「パタリロ!」の舞台化作品。「パタリロ!」は、マリネラ王国国王、パタリロ・ド・マリネール8世(通称:パタリロ)が周囲を巻き込んで起こす騒動を描く。テレビアニメのエンディングテーマにまでなったギャグ「クックロビン音頭」などでも知られている。今を時めく超・個性派俳優、加藤 諒が主人公・パタリロ殿下を演じ話題となった舞台「パタリロ!」が主人公・パタリロ殿
東京成人演劇部vol.1
大人計画主宰、松尾スズキが演劇部を始動。8050問題の親子、ドキュメンタリー作家志望の学生と教授を描く安藤玉恵との2人芝居。第71回読売文学賞(戯曲・シナリオ賞)受賞80代で認知症気味の母親エイコ(安藤玉恵)と、ニートでアルコール依存症の50代の息子オサム(松尾スズキ)。貧困生活を送っている2人を、ドキュメンタリー作家志望の女子大生アサダ(安藤玉恵・2役)が撮影し密着していた。エイコの年金を当てに