『御社のチャラ男』は、2020年刊行された絲山秋子の連作短編小説。章ごとに語り手が変わる群像劇。
地方の小さな食品メーカーに社長のコネでやってきた営業統括部長は、社内で、ひそかにチャラ男と呼ばれている。組織に属する「私たち」が、「彼」を語ることで見えてくる、社会に生きる私たちの現実。
東京芸術劇場芸術監督・野田秀樹が立ち上げた東京演劇道場にて試演した作品を、ブラッシュアップした本公演として上演。
「一冊の本を"上演”する」
従来、発語を前提として書かれていない文章(小説、詩、評論、哲学書等さまざまな言葉など)を舞台化する際は戯曲として書き直すことが一般的だが、当団体は本としての文章をなるべくそのまま演劇の台本として採用することで新たな舞台表現を生み出す。
