時は明和年間、谷中笠森稲荷の境内に構える茶店鍵屋にお仙が現れた。その美貌に目をつけた大田直次郎は、師鈴木春信に描かせ、錦絵で持って江戸にお仙ブームを起こそうと試みる。一方、浅草寺にお仙と並ぶ美貌、楊枝屋看板娘のお藤がいた。江戸の男それぞれがお藤に思いをよせる。お仙、お藤には過去、何が起こっていたのか?浮世絵に隠された謎は?過去を唯一知る、むささび五兵衛は二人の娘を静かに見守る。やがて過去の事実が明
日本舞踊劇化プロジェクト
陰陽師、母を追って令和へ。長年演じられてきた演目「葛の葉」の作品の本意を汲みながら新しいかたちの舞台をお見せできたらと取り組む公演です。葛の葉を吉沢京子、安倍保名を和泉元彌、安倍晴明を西川古柳座(声:許綾香)らが演じます。
第1部「富美男とピン子の泣いて笑って霧の雨」では、梅沢富美男が脚本、構成、演出を担当、さらに劇中では2役を演じる。相手役は舞台では初共演となる泉ピン子が務め、豪華かつ魅力的な組み合わせとなっている。第2部「梅沢富美男歌謡オンステージ」では、1982年に48万枚のセールスを記録し、翌年NHK紅白歌合戦に初出場を遂げた代表曲『夢芝居』から新曲まで、バラエティーに富んだラインナップでお届けする。加えて、