演劇と茶道を融合させた「お茶会演劇」。『珠光の庵』は、京都を拠点に活動を続ける『劇団衛星』が贈る、一風変わった演劇公演です。茶道裏千家お家元のご支援を受け、2004年夏に京都・誓願寺にて初演。わび茶の祖・村田珠光の物語と、お抹茶・お菓子でおもてなしします。-
Monochrome Circus『震災3部作』2作目。震災後の価値観の変動や揺らぎをコンタクト・インプロヴィゼーションのデュエットによって繊細に表現。
鳥籠か「檻」のように囲む16発×3面=48発の照明。 ダンサーの身体を平面に閉じ込める井上信太のフェイク・ファー。 発信器のように身体に取り付けられた筋電センサーやLED照明、 光ファイバー、バイオメタル。 You-tubeにて130万ヒットを突破し、今最も世界の注目を浴びる メディア・アーティスト、真鍋大度+石橋素が全面参加し、身体の表層 と深層をまさにデータ化し、音響化、視覚化。ヴィジュアルデ
身体の震え、ノイズに坂本が関心を移行させている時期に製作された作品。現代音楽家 吉松隆による哀切な傑作『朱鷺によせる哀歌』に捧げた作品。Monochrome Circusの新鋭小寺麻子が柔軟で繊細な肢体を活かして踊りきる。
そこにいること。いやおうなくそこに「他者」がいることの魅力。いやおうなくそこに「他者」がいることの恐怖。レミングとは、ヨーロッパやアメリカの北部地方に生息するネズミに似た小形の動物。爆発的に大増殖して大群で移動する。本作品は上演地でダンサーを募集、選出して製作する新たな作品スタイルの提案でもある。カンパニーダンサーと地元ダンサーがそれぞれの身体の垣根をとり払ってつくる、シンプルな構造から生まれる作
TROPE シリーズ
「家具と身体の問答」家具の持つアフォーダンスをダンサーの身体がいかように引き出せるか答えの無い「問答」のような形でホワイト・キューブの舞台で繰り広げる。
女性型アンドロイドのしまむらとGUは『ゴドーを待ちながら』をサイバーシアタースペースで上演しようと申請をするが、上演許可がおりないまま初日を迎える。あてもなくスペースにログインして許可の降りない自分達ができることが何かないか模索する。いつしかその様は『ゴドーを待ちながら』の筋をなぞるように進む。
ユニット美人が2012年に半年をかけて上演した三国志シリーズ(全5話)。三国志お馴染みの武将たちを女性が演じる。「命をかけて誰かを守ったことがあるか?」という謎の声にNoと答えた33歳独身会社員の粥見ひとみは、三国志の部屋に閉じ込められてしまう。元の世界に戻るために漫画版三国志を読み込み、10年間の社会人経験を活かして、三国志の世界で誰かを守るために試行錯誤を重ねるのだった。