最も多感な年頃で自由を奪われ、飢えに苦しみながら、隠れ家で日記を綴り続けた少女アンネ・フランク。劇団民藝では1956年の初演いらい数々の賞とともにロングランを記録しています。1979年から80年にかけて滝沢修の新演出により、学校公演と文化庁移動芸術祭をふくむ上演を各地で重ねました。
ポーランドのテレビ・ドラマをもとに、<芸術家の運命>について書き下ろした木下順二、衝撃の現代劇。1991年に滝沢修主演で初演、97年からは大滝秀治が巨匠役を演じる。
ナチのユダヤ人狩りがアメリカに住むユダヤ人夫妻に与えた恐るべき苦悩。ローレンス・オリビエ賞受賞のA.ミラー78歳の最新作(1994年)を上演。
1954年民藝初演のアーサー・ミラーの傑作戯曲。1984年は滝沢修の新演出・主演で5度目の上演、文化庁移動芸術祭をふくむ全国公演を続け、翌年1月には東京でアンコール上演。
チェコの小説家ハシェクが書いた長編の反戦風刺小説をもとにしたブレヒトの戯曲を上演。ドイツ占領下のプラハをたくましく生きぬく兵士シュベイクの物語。民藝初めてのブレヒト劇に順みつきが客演した。
マサチューセッツ州セイラムでの魔女裁判を描いたアーサー・ミラーの傑作戯曲。1962年民藝により日本初演した代表的な演目を新訳、新演出により14年ぶり3度目の上演。