演劇博物館別館6号館3階「AVブース」にて視聴可能です。
劇団民藝は1950年4月3日に創立(前身は1947年発足の民衆芸術劇場=第一次民藝)。築地小劇場、新協劇団など「新劇」の本流を歩んできた滝沢修、清水将夫、宇野重吉、北林谷栄らによって「多くの人々の生きてゆく歓びと励ましになるような」民衆に根ざした演劇芸術をつくり出そうと旗あげされました。2000年からは大滝秀治、奈良岡朋子が代表をつとめ、現在は小杉勇二、樫山文枝、日色ともゑ、丹野郁弓を中心に、劇団ならではの層の厚さを生かしたアンサンブルによる密度の濃い舞台づくりをめざしています。
『熊楠の家』は戯曲の達人小幡欣治氏が、南方熊楠の後半生を人間味豊かに描き、第19回菊田一夫演劇賞を受賞しました。『根岸庵律女』、『浅草物語』など小幡氏が劇団民藝に書き下ろした9作品のうちの記念すべき1作目。1995年初演の本作は2017年に丹野郁弓の新演出で上演。熊楠とその家族たちに光をあてた、ユーモアあふれる評伝劇。
新劇の名優、奈良岡朋子と仲代達矢が初共演。劇団民藝と無名塾との提携公演です。1948年、米ジョージア州アトランタ。夫を亡くし一人で暮らしていた72歳のデイジーは、ある日、車の運転中に事故を起こしてしまいます。心配した息子ブーリーは黒人の運転手ホークを雇いますが、独立心が強く黒人嫌いのデイジーは頑としてホークの車に乗ろうとしません。しかし二人の間にはいつしか不思議な友情が育まれていくのでした……。
木下順二・宇野重吉コンビによる民話劇の上演。木下順二作「おんにょろ盛衰記」「三年寝太郎」の2本立て公演として〈宇野重吉一座〉ののぼりを立てて全国の市町村を巡演。
戯曲の達人、小幡欣治の書き下ろし。2004年初演。戦前の昭和、浅草で生まれ育った小幡が望郷の思いを込めた傑作です。大滝秀治、奈良岡朋子、日色ともゑの共演が話題を呼びました。還暦を過ぎて隠居した浅草っ子のおじいちゃん、結婚したいと言い出した。相手は二十も若い吉原の花魁あがりとか。一男四女の家族会議はすったもんだの大騒ぎ。父親思いの長女が訪ねていくと、役者たちも出入りする浅草の十二階下のカフェのママで
