芸能は、自分一人で楽しむだけでは発展しません。より多くの人に伝えようとすることで、喜びを分かち合い厳しく切磋琢磨してきました。先人たちが受け継いできた歴史の重みを改めてかみしめるとともに今後の沖縄芸能を担う人々にとって、「沖芸連の日」が励みになるように、公演いたしました。◇古典音楽斉唱かぎやで風節(かぎやでふうぶし)ごえん節(ごえんぶし)揚作田節(あぎちくてんぶし)◇舞踊 「長者の大主」タノムゾ節
10・1国際音楽の日を記念して今年も繰り広げる沖芸連の「華・響・技」の競演。高値のすそ野に豊かにひろがる伝承者たちのたくましい息吹き。沖縄伝統太鼓を保存、継承する保存会から9団体が結束し、演奏を通して、伝統太鼓の可能性と魅力を届ける。出演太鼓光史流太鼓保存会徳八流太鼓保存会徳八流太鼓妙の会雄鼓流宮太鼓の会幸太鼓の会乾流太鼓段の会琉球音楽太鼓護鼓の会琉球音楽太鼓つくし会鼓道響泉会歌・三線野村流古典音
沖縄三大悲劇の一つ。身分制度のある時代、父親の身勝手な振る舞いに翻弄される家族!決して一緒になれない二人、やがて生まれた息子、狙われる命、大事な人を想うがゆえに…。数奇な運命によって離れ離れになった母子の切なくも儚い物語。
本島北部国頭村辺土名のハンドー小という娘の悲恋物語。ある日ハンドー小は台風で遭難した伊江島の島村家の男・加那の世話をする事になる。そのうち二人はお互いに心を通わせる深い仲になっていく。ところが加那には伊江島に妻がいた。迎えに来た妻に連れ戻される加那は、ハンドー小には何も言わずに帰ってしまう。互いに愛を誓いあった加那に心変わりがあるはずがないと信じているハンドー小は、従妹のマチー小と船頭主の取り計ら