1921年チャールズ・チャップリンの映画『キッド』より着想を得て、現在の社会問題を取り入れながら親子の在り方を描く。米メキシコ間の子供の国境越えの問題や、世界各国に1億人以上いると言われているストリートチルドレンの問題、今なおはびこる人身売買のブローカー問題などを痛烈に挿入しながら、血のつながらない親子の愛を描く。世界を疎み、政治を恨み、絶望を促すことではなく世界に世間にお隣さんに目を向け優しい心
原作は、当時「出会い」というテーマにこだわった作家としても知られるオフ・オフ・ブロードウェイの若き作家、レナード・メルフィ。1965年の初演を観た寺山修司氏が感激し、日本に持ち帰り紹介された作品。今作は深海洋燈版として独自の視点からこの名作を切り取り新たな物語へと発展させた。繊細な二人の若者の会話が織りなすラブストーリ。希望とは?夢とは?生きるとは?心の奥に秘められた思いが溢れ出る時…そして衝撃の
ジャック・プレヴェールの映画、『天井棧敷の人々』の翻案作品。 登場人物を、男性役含め全て女性キャストにて描く。犯罪者ラスネールと少女マリーがギャランスと共に記憶の旅に出かける。映画ではギャランスとバチストは結ばれないが、魂として再開し想いを昇華させる。深海洋燈版・天井棧敷の人々。愛、音楽、舞踊、華やかな世界の裏側に隠れた人間の本当の恐ろしさに光を当てる。
ゴミで氾濫するドブ川が流れる失われた街。その街のはずれにある長屋の端と端に住んでいた少年と少女。十数年後、青年は何気なく立ち寄ったドブ川で死んだはずの少女と再会する。二人は、時代と時空を超えながら旅をする。 実話を元にしたハートフル・スラプスティックコメディタッチの不条理演劇。令和に誕生した新たな野外テント演劇集団”天幕劇場深海洋燈”の旗揚げ公演。“まち”とつくる新たな野外演劇文化の発展を目指す。
長野県鬼無里村に伝わる『鬼女紅葉伝説』を元に構築。時は平安時代―鬼と呼ばれた者たちが闇を駆け巡り、歴史の裏舞台で蠢く。 遡り白鳳時代―遷都計画が秘かに息づいていた!?そして現代にも遷都計画の噂はあった!?千代の時を超えて問う。国とは何か? 皇とは何を意味するのか? 神と人、その境界に隠された真実とは? 歴史と幻想が交錯するこの冒険に、わくわくが止まらない!その熱き魂を今、あなたに
本作品は1967年に寺山修司が主宰する演劇実験室「天井棧敷」の旗上げ公演として上演されました。寺山作品初期に見られる母子の愛憎、寺山自身と母との確執をモデルに描いた作品となっています。B機関は演劇と舞踏の融合を目的として舞踏家の点滅が2016年から2023年まで主宰した演劇舞踏ユニットです。本作品は2017年に上演されたその第二回公演となっております。
本作品は寺山修司が人形劇団に書き下ろした人形劇の戯曲。STORY ◉ 小児麻痺の女の子の蘭は、個性的な五人の家族、祖父・祖母・パパ・兄・姉と暮らしていた。 そんなある日、法医学者のドクが、この一家の中に一人だけ気違いがいると告げる。祖父は家族の名誉と血の純潔のために、その気違いを密殺することを提案する。家族はそれぞれ疑心暗鬼になり、誰が気違いかを探り合う。そしてその行動は次第に狂気を帯びていく。
本作品は寺山修司の劇団「演劇実験室◉天井桟敷」(1967年旗揚げ)の初期の作品。B機関では舞踏を含む身体表現的技法を用いた演出で他とは一線をかくしている。STORY◉ 40歳の男娼マリーは、美少年欣也を幽閉し育てていた。 マリーが部屋の中に放った蝶々を捕虫網で捕まえて標本にする毎日。 ある日、欣也の前に美少女紋白が現れ、欣也を外へ連れ出そうとするが・・・ 特殊な母子の、歪んだ愛の物語。
本作品は寺山修司の劇団「演劇実験室◉天井桟敷」(1967年旗揚げ)の初期の作品(1968年)。 B機関では今回この作品に同じく寺山修司のラジオドラマ『コメット・イケヤ』を引用することにより、より重層的な作品を目指しています。男装の麗人オーマイパパと世界中を旅してまわっているいる点子が、老処女ウワバミが営む星のホテルを訪れることから物語ははじまる。奇妙な滞在者たち。明らかになる謎。思いがけない結末。
本作品は寺山修司が自身の劇団「演劇実験室◉天井桟敷」に書き下ろした劇団後期の作品。B機関では舞踏家でもある演出の点滅が舞踏的な要素を演出に取り入れることにより、従来の演劇の枠を越えた作品となっている。ストーリー◉中華料理店見習いコックの青年のアパートの壁が突然消失する。それを発端に、夢と現実の境界線は曖昧になり、青年は虚構の世界に翻弄されることとなる。そして、世界は終末へと向かっていく。
永遠に気高く麗しく ぼくの星に咲くたった一輪の花よ
