地震により電車が山の中腹で止まり、徒歩での移動をする長い行列。次の駅は鉄橋の先にある都会。前の駅は山奥の過疎化した元新興住宅地。人々はいずれかに向かう。小さな劇団を主宰している大学の先生と、若い妻。その妻が介抱する女は、足を捻挫した中学教師の女。彼女は元新興住宅地で起こした不倫による狭い世間の攻めから逃れ、都会に行く決心をして電車に乗ったという。そこに先生を恋い慕い、妻から奪うべく密かに電車に乗り
あらすじ・あるネジ工場で働いている男のもとに20年以上前に離婚した元妻との息子から会いたいと連絡が来る。同僚らと話すうちに息子の会いたいという理由が心配になって、再会をためらうようになる。
凡極まりない三人の五十代男性、田中、伊藤、鈴木は同じ日の同じ病院で余命わずかであるとの告知を受けた。人生の中で何の冒険も何の栄光も何の名声も無かった彼ら。病院の屋上で遠くを見つめ続ける三人の前に一人の謎めいた人物が現れる。その人物は「財団法人親父倶楽部」なる組織の所属を名乗った。組織の目的は“人生を諦めた初老男性の潜在能力開発”という奇妙なものだった。これから死んでいくのに能力開発などあったもので
有名劇作家3人(工藤俊作、保、久保田浩)が逮捕された!一体何があったのか?それぞれの口から語られるあまりにも奇想天外な3本の犯罪劇。その3つのエピソードを3人の劇作家(内藤裕敬、後藤ひろひと、村角太洋)が描くあまりにも画期的なオムニバス・コメディ。
2011年4月4日、福島第一原子力発電所2号機に起きた亀裂を埋めるため高分子ポリマーが使用され失敗に終わった。その後、現在に至るまで「漏れ」続けている。鎖状に複雑に絡まり合った高分子ネットワークの網の目に吸収しきれず漏れたのだ。本作品は、この出来事をモチーフに、文明が生み出したフラクタルなネットワークに起こるエラーと人為的な原因究明と修復の困難さを描く。文明は、このマスタープランなしに進化していく
-1995年に起こった地下鉄サリン事件に触発されて書かれた作品。オウム真理教の信徒であったヨシマサは、今は工務店を営む実家のガレージに置かれた軽トラックに閉じこもっている。『ハムレット』『三人姉妹』など名作の台詞を引用しながら、ヨシマサと家族の葛藤を描く。初演は1996年2月AI・HALL 当時団体名は「199Q太陽族」
