凡極まりない三人の五十代男性、田中、伊藤、鈴木は同じ日の同じ病院で余命わずかであるとの
告知を受けた。人生の中で何の冒険も何の栄光も何の名声も無かった彼ら。病院の屋上で遠くを見つ
め続ける三人の前に一人の謎めいた人物が現れる。その人物は「財団法人親父倶楽部」なる組織の所
属を名乗った。組織の目的は“人生を諦めた初老男性の潜在能力開発”という奇妙なものだった。これ
から死んでいくのに能力開発などあったものではない。しかし謎の人物は言った。
「財団創設者は死の宣告を受けた直後に挑戦したビジネスで巨万の富を得ました。彼はそこで得た財
産を全て財団につぎ込み、あなた達のような方々の可能性を応援しようと考えたのです。」
話を聞いた三人は半信半疑の下、自らに残されたわずかな人生を謎の組織に預ける事を決意する。
かくして始まるダメ親父達の様々な挑戦。使える予算はほぼ無限。ジャングル探検に宇宙旅行。闇
のスーパーヒーローにアイドル歌手。危険も恥もおかまいなしに死ぬなら全てを経験しよう。死んだ
と思って生きてみると何かがきっと見つかるはずだ。
毎回、作・演出・出演・スタッフのメンバーを変えながら、新鮮な演劇体験を観客に提供している。年に一度の活動を定期的に続け、近年では「ポップKUTO-10」「ダークKUTO-10」と銘打ちコメディ調の作品と社会派作品を隔年で上演する趣向を取り入れて戦略的に展開している。活動拠点の関西公演、恒例の東京公演にとどまらず、その他の地域も視野に入れた活動を進める。上質な芝居作りを芯に、演劇を観る文化基盤の底上げを図る。
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有名劇作家3人(工藤俊作、保、久保田浩)が逮捕された!一体何があったのか?それぞれの口から語られるあまりにも奇想天外な3本の犯罪劇。その3つのエピソードを3人の劇作家(内藤裕敬、後藤ひろひと、村角太洋)が描くあまりにも画期的なオムニバス・コメディ。
