鳥籠か「檻」のように囲む16発×3面=48発の照明。 ダンサーの身体を平面に閉じ込める井上信太のフェイク・ファー。 発信器のように身体に取り付けられた筋電センサーやLED照明、 光ファイバー、バイオメタル。 You-tubeにて130万ヒットを突破し、今最も世界の注目を浴びる メディア・アーティスト、真鍋大度+石橋素が全面参加し、身体の表層 と深層をまさにデータ化し、音響化、視覚化。ヴィジュアルデ
世紀を隔ててなお人類を震撼させる核の恐怖を真のあたりに感じることになった3/11にインスピレーションを受け、マイケル・マゼドンの『100000万年後の未来』をサブテキストに、地球的時間のスパンで人類の進化と現在、そして核と抜き差しならない関係を結んでしまっている人類の困難を描く。更に三好達治、茨木のり子の詩を引用。
上でもなく、下でもない。野外のようでもあり、また室内。家族のようでもありまた他人同士でもあるような。コーヒーカップをテーブルに置くとそこは野外の芝生である。 ―じゅんじゅんじゅんじゅんを振付に迎えて製作。舞台美術に大阪のクリエイティヴ集団graf、音楽製作にdumb typeの山中透が全面協力した。モノクロームサーカスの身体を100%活かしつつも、新たな世界観へ導く意欲作
そこにいること。いやおうなくそこに「他者」がいることの魅力。いやおうなくそこに「他者」がいることの恐怖。レミングとは、ヨーロッパやアメリカの北部地方に生息するネズミに似た小形の動物。爆発的に大増殖して大群で移動する。本作品は上演地でダンサーを募集、選出して製作する新たな作品スタイルの提案でもある。カンパニーダンサーと地元ダンサーがそれぞれの身体の垣根をとり払ってつくる、シンプルな構造から生まれる作
「ダンスの持つ抗えない魅力を、ダンサー自身が取り戻す事」を第一のテーマに、踊り尽くした末の、意味や記号から解き放たれた体から初めて生まれる関係性を提示した作品。「欲望も抑圧も、産まれた時からお皿に並べられていて、好きも嫌いもないままについ手が伸びちゃう程には食っちゃ寝て、その分大きくなったら誰かに食べられて、どんどこシェアされて循環してるこの体の緑。かなり。」