船主・弥三郎が北前船「夢千丸」の初出航を準備している。北前船は南から北へ、北から南へと食糧を、衣服を、唄を、踊りを、そして夢を積んで、日本海を行き来する。一方で、海の総合商社である北前船は板子一枚下は地獄、命がけの仕事。そんな夢千丸の乗組員の中に、弥三郎に憧れる少々生意気な若者、喜一がいた。 辿りついた港でさらに思いがけないことに出会う。 「北前船はただ荷物を運んでいるわけじゃねえ」。弥三郎の魂
湖のほとりの村に住む美しい娘たつ子はある日、若き修行僧の難蔵、盗人でウソつきな娘マオと出会い、3人寄せ集めのデコボコチームを結成!目的はなんと、永遠の命を持つという“龍神”を探す旅。森の中ではナメクジ、大蛇、コウモリと次々に襲われるも、難蔵の知恵やマオの機転で立ち向かう!そんな中、村には大きな危険が迫っていた。なぜたつ子は龍神を探すのか?たつ子が多くを語らない“ハチの秘密”とは、いったい?