韓国で40万部を売り上げ、21カ国で翻訳された本作は、日本でも多くの書店員の熱い支持を集め、2020年本屋大賞翻訳小説部門の第1位に輝き今も話題となっている。大人から子どもまで、幅広い読者から支持を集めている静かな衝撃作が、舞台作品として生まれ変わる!感情を持たず他人とのコミュニケーションに悩む主人公ユンジェは、ある出来事をきっかけに、不遇な環境で育ち荒々しく振舞う少年ゴニと出会う。対照的な二人の
『夜中に犬に起こった奇妙な事件』でトニー賞演劇作品賞を受賞した、脚本家サイモン・スティーヴンスによる2人芝居を日本初上演する。『HEISENBERG』というタイトルが示すように、ドイツの物理学者であるヴェルナー・カール・ハイゼンベルクの「不確定性原理」を下敷きにしたこの作品は、「二つの離れた粒子の運動量や相関関係を正確に測り決定する事は出来ない」という意味を男女の関係性に置き換えて語っている。こう