『夜中に犬に起こった奇妙な事件』でトニー賞演劇作品賞を受賞した、脚本家サイモン・スティーヴンスによる2人芝居を日本初上演する。
『HEISENBERG』というタイトルが示すように、ドイツの物理学者であるヴェルナー・カール・ハイゼンベルクの「不確定性原理」を下敷きにしたこの作品は、「二つの離れた粒子の運動量や相関関係を正確に測り決定する事は出来ない」という意味を男女の関係性に置き換えて語っている。
こう書くと何やら難しい話に聞こえるが、本公演では、ウィットに富んだコメディタッチの会話の中から「互いの関係性が常に揺れ動き変化するさま」をじんわりと炙り出す。
演劇博物館別館6号館3階「AVブース」にて視聴可能です。
Simple, Small but Special ~ conSeptが目指す小劇場での舞台公演。
「身近なテーマで、現代人の日常・社会・心を描く事」 実力派俳優による小さくても見応えのある本物の舞台を、 ミュージカルや演劇の垣根を超えて所謂“ミニシアター”で上映される映画のような、 でも小難しくない舞台作品をお届けしていきたいと考えています。