桜田巌(サクラダイワオ)78才。戦争経験者で元ヤクザで今も命を狙われている、と自分では言っている。頑固者で横暴で、昔も今も大嫌い、と家族からは言われている。4人の息子と3人の娘がいて、全員が腹違い。6人の子供たちは独立して、現在は7人目の妻と末娘との3人暮らし。2017年の大晦日。巌は、家族全員に招集をかけ、桜田家全員が集合。そこで、巌がこれまで隠し続けていた桜田家の秘密が発覚する!桜田家の秘密と
そこは、どっか、架空の街の公園。娘のカラダを見世物にして、暮らし、生きているホームレスの男がいた。娘は、たった一人の肉親である「お父ちゃん」を愛していた。が。ある日、娘は「お父ちゃん」と縁を切り、消えた。父と娘の時間が止まった。 そして、10数年後。あるゴシップが、ホームレスの男の目に止まる。『スクープ!女優Kの汚れた過去!!私のカラダは、見世物でした・・』 父と娘の時間が、再び動き出した・・・
ぐりぐりグリム
ぐりぐりグリムのふしぎな森に、今日も誰かが迷いこむ。楽しいことが待っている。驚くことが隠れてる。ぎらぎら空には太陽だ。どれどれどっちに進もうか?ぐりぐりグリムのふしぎな森で、今日も誰かがすれちがう。いろんな動物が待っている。どこかに魔女が隠れてる。そらそら空にはお星さま。どきどきグリムの物語。さあさあさっそく始めよう
作品概要ノルウェーの文豪・イプセンが1882年に書いた大作「民衆の敵」。圧倒的多数の民意が一つの正義を圧し潰す。世論に抗い、多数派を否定し、科学的事実に基づき、独り闘う医師の姿を滑稽なまでに誇張して描いたこの作品を、斎藤歩の新演出と音楽、イデビアン・クルーの井手茂太を振付に迎え、ジョブキタ北八劇場で上演します。
宇宙旅行を企画する会社で働く主人公サルタは新たな旅行先の調査中に事故に遭い、氷で覆われた星に不時着。そこで彼は、20年前宇宙旅行のさなか、事故に遭遇し行方不明になった同級生達と再会する。彼らは当時の姿のまま、氷に包まれた惑星で救助を待ち続けていた。大人になれなかった彼らと、大人になってしまった私たちを巡る、約束と失望の物語——。2014年、2017年と好評を得たSF冒険活劇の待望の再演。
草サッカーの練習試合のために集まった町役場の職員たち。そして始まる作戦会議。だが、その内容は試合に勝つためのものではなく、なぜか負けるためのものだった。相手は町一番の大企業、いわゆる『接待サッカー』である。しかし、一人の新人職員がその作戦に異議を唱える。「僕、負けたくありません」圧倒的な正論に、ヘリクツで新人を丸め込もうと立ち向かう11人の戦士(同僚)たち‼最後に笑うのは正論か、ヘリクツか ――。