マイム+生演奏+映像で描く、巌流島に行きたくない小次郎の旅。
パフォーマンス性の高い作品作りに定評のあるウォーリー木下と、マイムのいいむろなおき、ヨーロピアンなカフェミュージックを奏でるザッハトルテの三者が、身体表現と生演奏で、ひとりの侍の心の旅を描いた不思議なパフォーマンス「素浪人ワルツ」。
2008年に大阪・HEP HALLのプロデュース作品として生まれ、二度の韓国演劇祭(春川・釜山)に招聘された本作品の初演の映像です。
<あらすじ>
江戸時代のはじめ。小次郎は、まだ巌流島には向かっていなかった。
小次郎は、決闘に行くのを恐れていた。彼にはぬぐい去れない過去があり、ある日逃げるように江戸を離れる。東海道を西へと進む小次郎の前に次々と起こる不思議な出来事。親のいない一羽のツバメ、雨の中の旅人、話し掛けてくる富士山、そして牛に連れられ善光寺。夢か幻想か。しかしいつまでたっても死ぬことから逃れられない男は、遂に戦うことを覚悟する─。
演劇博物館別館6号館3階「AVブース」にて視聴可能です。
オンデマンド配信。事前に会員登録が必要です。(月額1,045円)
株式会社リコモーションは、生瀬勝久、古田新太など劇団所属・出身の俳優が多数所属し、舞台、イベント、映像などの制作も手掛ける関西・関東両エリアに基盤を持つ芸能プロダクションです。