演劇
配信可能

シベリアへ!シベリアへ!シベリアへ!

シベリアへ!シベリアへ!シベリアへ!
寺司正彦
シベリアへ!シベリアへ!シベリアへ!
寺司正彦
シベリアへ!シベリアへ!シベリアへ!
寺司正彦
シベリアへ!シベリアへ!シベリアへ!
シベリアへ!シベリアへ!シベリアへ!
シベリアへ!シベリアへ!シベリアへ!
演劇
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シベリアへ!シベリアへ!シベリアへ!

チェーホフが流刑地だったサハリン島までの旅に出たのは1890年。未開の土地だったシベリアを横断してのこの旅は、当時はまだ命の危険が伴うもので、突然の決心に友人や家族たちは最初チェーホフ流の冗談と思ったという。しかし、作家の決意は固く、4月から12月までの長旅が断行された。このサハリン行きは、文学的にはなんの成果も伴わなかったという指摘がある一方で、作家・チェーホフの「重要な転機」であるという指摘も。いずれにせよ、チェーホフが〈四大戯曲〉を書いたのはこの旅から帰った後のことだった。戯曲『三人姉妹』には「モスクワへ!モスクワへ!モスクワへ!」という大都会モスクワへ憧れる有名な台詞があるが、チェーホフは東の果てを目指した。作家の心中に燃え上がったシベリアへの思いへ寄り添いながら、中心ではなく周縁へ、曠野を抜けて!

視聴方法

早稲田大学演劇博物館
無償

演劇博物館別館6号館3階「AVブース」にて視聴可能です。

観劇三昧
有償

オンデマンド配信。事前に会員登録が必要です。(月額1,045円)

デジタルアーカイブデータ

利用方法/利用条件について
収録日
2019/7/14(Sun)
権利処理状況
配信可能

作品情報

上演情報
2019/5/27(Mon)~2019/7/16(Tue)KAAT神奈川芸術劇場 大スタジオ(神奈川県)
出演者・
スタッフ
出演
安部 聡子
出演
石田 大
出演
窪田 史恵
出演
小林 洋平
出演
田中 祐気
演出
三浦 基
翻訳
神西 清
ドラマトゥルク
高田 映介
監修
中村 唯史
美術
杉山 至
照明
山森 栄治
劇作家
三浦 基

上演団体情報

多様なテキストを独自の手法で再構成・コラージュして上演する。俳優の声と身体を通して劇空間を創出。言葉の抑揚やリズムをずらす独特の発語は「地点語」とも言われ、意味から自由になることでかえって言葉そのものを剥き出しにする手法はしばしば音楽劇とも評される。代表は演出の三浦基。所属俳優は現在6名おり、すべての作品に出演している。 2005年、東京から京都へ移転。2013年、本拠地・京都に廃墟状態の元ライブハウスをリノベーションしたアトリエ「アンダースロー」を開場。レパートリーの上演と新作の制作をコンスタントに行う。2006年に『るつぼ』でカイロ国際実験演劇祭ベスト・セノグラフィー賞を受賞。チェーホフ2本立て作品をモスクワ・メイエルホリドセンターで上演、また、2012年にはロンドン・グローブ座からの招聘で初のシェイクスピア作品『コリオレイナス』を上演するなど、海外公演も行う。2017年、イプセン作『ヘッダ・ガブラー』で読売演劇大賞作品賞受賞。(法人名:合同会社地点)

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