演劇
アーカイブのみ

黒蜥蜴

黒蜥蜴
宣伝美術:黒田武志、イメージ撮影:行貝チヱ
黒蜥蜴
撮影:日置真光
黒蜥蜴
撮影:日置真光
黒蜥蜴
撮影:日置真光
黒蜥蜴
宣伝美術:黒田武志、イメージ撮影:行貝チヱ
黒蜥蜴
宣伝美術:黒田武志、イメージ撮影:行貝チヱ
黒蜥蜴
撮影:日置真光
黒蜥蜴
撮影:日置真光
黒蜥蜴
撮影:日置真光
黒蜥蜴
撮影:日置真光
黒蜥蜴
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黒蜥蜴
黒蜥蜴
黒蜥蜴
黒蜥蜴
黒蜥蜴
黒蜥蜴
黒蜥蜴
演劇
アーカイブのみ

黒蜥蜴

  • 上演団体:SPAC-静岡県舞台芸術センター
  • 製作:SPAC-静岡県舞台芸術センター
    支援:平成27年度文化庁劇場・音楽堂等活性化事業
    ふじのくに芸術祭共催事業

没後50年を越えた今もなお高い人気を誇る江戸川乱歩。小説『黒蜥蜴』は、明智小五郎シリーズの一篇として1934年に発表されました。日本一のダイヤと宝石商の美しい娘を狙う美貌の女盗賊・黒蜥蜴と、それに立ち向かう名探偵・明智小五郎。誰もが心躍る探偵活劇を、三島由紀夫は、1920年代の大阪から、高度経済成長期の東京に設定を変更。さらに原作では背景にあった恋愛や耽美的要素を前面に押し出すことで、情と知が幾重にも交錯する攻防戦を、決して結ばれぬ宿命にある男女の恋物語として戯曲化しました。1962年、新派を代表する水谷八重子主演で上演され、以来美輪明宏はじめ数々の名優・女優が挑戦し、映画・ドラマ化もされてきました。三島戯曲の中ではもちろん、 戦後演劇の金字塔として多くの人々を魅了してやまない傑作です。
三島は、戯曲を書くにあたり常に「日本の古典劇にある情」と「欧米人が構築した論理性」を意識していました。『黒蜥蜴』においては、「情」の黒蜥蜴 対「知性の怪物」明智という構図で、非常に分かりやすく表現されています。一方で本作には、大衆向けの娯楽作品として歌舞伎の様々な様式や手法が盛り込まれており、溢れ出る美しい台詞には、美醜善悪の価値判断を揺るがす作家独自の美学も色濃く表れています。
宮城聰は、言葉の音楽性に注目し、本作の上演としては珍しい音楽劇としての演出を試みます。出演者は総勢20名。音楽は宮城作品ではお馴染みの棚川寛子。スタッフには、かつて三島の舞台を手掛けた舞台美術家・高田一郎氏、日本の舞台照明界を長年牽引してきた沢田祐二氏の両巨匠を迎え、豪華布陣が実現しました。宮城聰とSPACが満を持して三島の美学に挑む一大スペクタクルです。

<あらすじ>
美しいものをこよなく愛する美貌の女賊・黒蜥蜴は、巨大なダイヤ「エジプトの星」を狙い、宝石商の娘の誘拐をくわだてる。名探偵・明智小五郎の機転で誘拐は未遂に終わるが、黒蜥蜴はさらに巧妙な手口で迫る。追う者と追われる者、知と情が激しく交錯し、いつしか二人の間には奇妙な愛が芽生えるが…。

視聴方法

早稲田大学演劇博物館
無償

演劇博物館別館6号館3階「AVブース」にて視聴可能です。

デジタルアーカイブデータ

利用方法/利用条件について
映像管理者
SPAC-静岡県舞台芸術センター
収録日
2016/1/24(Sun)
権利処理状況
アーカイブのみ

作品情報

上演情報
2016/1/14(Thu)~2016/2/10(Wed)静岡芸術劇場(静岡県)
出演者・
スタッフ
黒蜥蜴
たきい みき
明智小五郎
大高 浩一
岩瀬早苗
布施 安寿香
雨宮潤一
若菜 大輔
岩瀬庄兵衛
阿部 一徳
ひな
榊原 有美
明智の部下・堺
泉 陽二
明智の部下・木津
加藤 幸夫
明智の部下・岐阜
春日井 一平
御用聞き・五郎
若宮 羊市
用心棒・原口
牧山 祐大
用心棒・富山
小長谷 勝彦
用心棒・大川
吉植 荘一郎
岩瀬夫人/売店のおかみさん
桜内 結う
女中・夢子
石井 萠水
女中・愛子
佐藤 ゆず
女中・色江
赤松 直美
黒蜥蜴の侍女
鈴木 真理子
黒蜥蜴の侍女
永井 彩子
洗濯屋/黒蜥蜴の部下・北村
横山 央
演出
宮城 聰
音楽
棚川 寛子
舞台美術
高田 一郎
照明デザイン
沢田 祐二
演出補
中野 真希
舞台監督
山田 貴大
演出部
降矢 一美
演出部
神谷 俊貴
音響
原田 忍
照明操作
神谷 怜奈
照明
松村 彩香
照明
板谷 航
衣裳制作
駒井 友美子
衣裳制作
大岡 舞
衣裳制作
摩耶
衣裳制作
諏訪部 翔子
衣裳制作
梅原 正子
衣裳制作
鈴木 サチ子
美術担当
徳舛 浩美
美術担当
渡部 宏規
ヘアメイク
梶田 キョウコ
ヘアメイク
高橋 慶光
映像デザイン
青木 祐輔
技術監督
村松 厚志
制作
米山 淳一

上演団体情報

SPAC-静岡県舞台芸術センター

団体詳細・作品一覧を見る

専用の劇場や稽古場を拠点として、俳優、舞台技術・制作スタッフが活動を行う日本で初めての公立文化事業集団。舞台芸術作品の創造・上演とともに、優れた舞台芸術の紹介や舞台芸術家の育成を目的とする。2007年に宮城聰が2代目芸術総監督に就任以来、より多彩な舞台芸術作品の創造や国際演劇祭の開催とともに、教育機関としての公共劇場のあり方を重視し、中高生鑑賞事業公演や人材育成、アウトリーチ活動などを展開。

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