演劇
アーカイブのみ

下北ビートニクス

下北ビートニクス
下北ビートニクス
下北ビートニクス
下北ビートニクス
下北ビートニクス
下北ビートニクス
下北ビートニクス
下北ビートニクス
下北ビートニクス
下北ビートニクス
演劇
アーカイブのみ

下北ビートニクス

永作博美、阿部サダヲ、古田新太らを迎えた、小劇場バックステージもの。
次々と襲いかかる困難に立ち向かう弱小劇団を描いたシチュエーション・
コメディは、後に様々なエピゴーネンを生み出すことになった。

2036年、東京。21世紀の演劇人たち4人がバーに集い、90年代に演劇野郎だったという老マスター(廣川三憲)の回顧話を一晩中聞くことに。話の舞台は1996年の下北沢。劇団“下北ビートニク”の新人スタッフとして入ったばかりの制作・藤本(永作博美)は、制作チーフの南(今江冬子)が突然倒れてしまい、いきなりチーフになるがとにかく初心者なので自信がない。劇団内では看板女優と新人女優がトラブルを起こしたり、劇団内恋愛で色々あったり。なかなか台本が書けないでいた脚本家・瓜生(みのすけ)は、ビートニクのファンで稽古場に足繁く通っていた郵便局員・中瀬川(古田新太)の協力で救われる。だが、相変わらず制作費は足りない。そんななか、事務所に泥棒に入ろうと企む輩が現れる。

視聴方法

(要予約)早稲田大学演劇博物館
無償

演劇博物館別館6号館3階「AVブース」にて視聴可能です。
事前予約フォームより予約の上、ご来館ください。

デジタルアーカイブデータ

利用方法/利用条件について
収録日
1996/5/19(Sun)
権利処理状況
アーカイブのみ

作品情報

上演情報
1996/5/4(Sat)~1996/5/20(Mon)シアターアプル(東京都)
1996/5/4(Sat)~1996/5/20(Mon)近鉄小劇場(大阪府)
出演者・
スタッフ
藤本沙也/あや姫
永作 博美
三森ミハエ/髭の子供
犬山 イヌコ
南(制作チーフ)/お菊
今江 冬子
お千代/編集者新村
長田 奈麻
野中文子
松永 玲子
原田
峯村 リエ
瓜生誠二郎/若き日の間/曲者
みのすけ
岡田聡/曲者/唄う入院患者
三宅 弘城
野田均也/別所
阿部 サダヲ
姿/クイズ司会者/曲者
清水 宏
石母田(制作助手)
澤田 由紀子
一戸/元やん
大倉 孝二
神田
新谷 真弓
今津/夢の中の野田
今津 登識
日爪
村岡 希美
海老澤/通行する入院患者
宮本 雅通
夢の中の原田/唄う患者の妻/クイズのアシスタント
安沢 千草
金田(演出助手)
鈴木 雅子
若松
松浦 努
廻/救急隊員
井出 泉
加橋/もう一人の看護婦
長尾 ちよみ
看護婦
山上 優
救急隊員/居酒屋の店員
福永 準
普通のウェイター
仙波 豊喜
中瀬川/医者/謎のウェイター
古田 新太
音響
水越 佳一
照明
関口 裕二
美術
本江 義治
ヘアメイク
中村 香織
ヘアメイク
土屋 三恵子
イラストレーション
吉田 崇夫

上演団体情報

ナイロン100℃の前身となる「劇団健康」は、1985年、当時のインディーズバンドブームの中心的存在にあったバンド「有頂天」のボーカルを務めていたKERAを中心に、犬山犬子(現・犬山イヌコ)、田口トモロヲ、みのすけらによって旗揚げされた。ナンセンス・コメディを中心とした本公演14作品と数々の番外公演を上演し、高い評価と人気を得るも、1992年に解散。翌1993年、再びKERAを主宰として、犬山、みのすけ、峯村リエ、三宅弘城、今江冬子、藤田秀世、手塚とおるらで、ナイロン100℃を立ち上げ、1st SESSIONとして『インタラクティブテクノ活劇 予定外』を発表。
公演をSESSIONと称することに表れているとおり、劇団員に加えて客演やクリエイティブ・スタッフとともに、ナイロン100℃にしかできない表現を生んでいる。
これまでナンセンスな笑いを交えた作品をはじめ、シチュエーション・コメディ、ミステリー・コメディなどを上演してきたが、近年は岸田國士、フランツ・カフカ、別役実などをオマージュした作品や、壮大な群像劇など、多彩な舞台を発表している。
2019年、第45回公演『百年の秘密』(再演・2018年上演)にて、第26回読売演劇大賞 最優秀作品賞を受賞。

ナイロン100℃の関連作品