演劇
アーカイブのみ

SLAPSTICKS

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ナイロン100℃初期の作品を、オダギリジョー、古田新太など新たなキャストによりKERA自身の演出でパルコ劇場にて上演。

新聞各紙が煽り立てる、「変態コメディアン、アーバックルの正体」、「ハリウッドの殺人鬼アールバックルを許すな」。
17年後の街を歩きながら、ビリーはデニーに言う。「実を言えば、私も初めのうちは疑っていたのです……」。デニーは少しずつ、ビリーの思い出に興味を抱き初めているようだ。腹を減らした二人は、〈美味い食べもの〉を求めて夜のハリウッドを歩き回る。
再び回想の世界。第一審の裁判を1週間後に控えたアーバックルは、サンフランシスコの留置所で、嘘ばかりを書き立てた新聞記事に絶望している。
撮影所ではそれでも日々の仕事が続けられていた。ビリーは編集室で作業中。何げなく彼女がつけたラジオでは、トーク番組がアーバックルのスキャンダルを扱っていた。相変わらず事件を面白半分にあおるばかりの無責任な内容。だが、スイッチを切ろうとしたビリーは、耳に飛び込んできた声に思わず手を止める。
アリスだ。ビリーは耳を疑う。かつてあんなに恋していた女性が、今ラジオの中で語っているのはアーバックルをさらに不利にする証言だった。
時の隔たりは、二人を残酷な形で再会させる。そして……。

視聴方法

早稲田大学演劇博物館
無償

演劇博物館別館6号館3階「AVブース」にて視聴可能です。

デジタルアーカイブデータ

利用方法/利用条件について
映像管理者
株式会社キューブ
収録日
2003/2/13(Thu)
権利処理状況
アーカイブのみ

作品情報

上演情報
2003/1/31(Fri)~2003/3/2(Sun)PARCO劇場(東京都)
2003/1/31(Fri)~2003/3/2(Sun)梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ(大阪府)
出演者・
スタッフ
ビリー・ハーロック
オダギリ ジョー
アリス・ターナー
ともさか りえ
ロスコー・アーバックル
古田 新太
17年後のビリー/ビクター・ライト/ビリーの父
山﨑 一
メーベル・ノーマンド
金 久美子
ドロシー(背の高い女優)/ミンタ・ダーフィ/老婆
峯村 リエ
ハリー(白塗りの男優)/フレディ・フィッシュバック/ラジオ司会者
廣川 三憲
デニー
住田 隆
キャリー(ギブスをした女優)/ルイーズの母/キャロル
村岡 希美
ヘンリー・レアマン/警備員/ベルボーイ/レストランの客
吉増 裕士
ヴァージニア・ラップ/ミア
中坪 由起子
レストランのボーイ/ベルボーイ/消防署員/看守
坪田 秀雄
ルイーズ・ローリー
すほう れいこ
マリー(太った女優)/キャロルの母
種子
山田(ホテルの客)
眼鏡 太郎
ホテルでサインをねだる少女
皆戸 麻衣
マック・セネット
大谷 亮介
美術
堀尾 幸男
照明
原田 保
音響
水越 佳一
音楽
中村 哲夫(LONG VACATION)
衣装
前田 文子
ヘアメイク
林 裕子
映像
上田 大樹

上演団体情報

パルコ キューブ

団体詳細・作品一覧を見る

渋谷のパルコ劇場と、芸能プロダクション・キューブが提携して作品を上演するシリーズ。
大阪の劇団遊気舎主宰の劇作家・後藤ひろひとの作品を新たな演出で上演するシリーズや、ナイロン100℃の劇作家・KERAの作品など、さまざまな作品を企画製作している。

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