陸の孤島と化した別荘で次々と起こる出来事・・・
アメリカ民謡「いとしのクレメンタイン」の不思議な歌詞に秘められた謎。「クレメンタイン」とは一体誰なのか。美しい別荘に集まった人々のそれぞれの思惑が交錯し、遂には事件が起きる!
演劇博物館別館6号館3階「AVブース」にて視聴可能です。
劇団芸優座は「青少年にだからこそ最高の演劇を見せたい」という理念のもと、1972年、新宿四谷にて創立されて以来、全国のホール、会館をはじめとする公文協の自主事業、文化庁の助成公演、教育委員会、小・中・高等学校の芸術鑑賞教室での公演を「演劇は、まず面白く、確かなテーマで観客と共に創造する」をモットーに精力的に活動を続けて参りました。
鬼は私の中にいる。同じ鬼なら誰かの青鬼になりたい。戦後間もない、食べるのも精一杯の頃、それでも五郎たち一家は前を向こうとしていた。そんな彼らの隣に、空襲で焼け出されたある家族がよそから移ってきたが、何やら秘密めき、周囲と馴染もうとしない。その花岡家を巡る噂は、なぜか恐ろしいものばかりだった。やがて、五郎の家に泥棒が入る。目撃される復員兵。そして起きたもう一つの事件・・・全ては花岡家の人々を燻りだす
生きる喜びを、爆笑と感動で描く本格的民話劇!いかなる苦境に直面しても、未来に向かって立ち上がる勇気と生命力を謳い上げた民話劇。一本の大杉を、力を合わせて守ろうとする主人公と共に、子供たちが生きる喜びや自然と共にあることの素晴らしさを知り、自分自身の可能性に自信を持ってもらいたいと願い制作しました。
樋口一葉の名作。「十三夜」旧暦十三夜の月明かりを背景に、過酷な運命に耐える人々の深い悲しみに迫ります。「大つごもり」親がわりの伯父が、病と貧しさにあえいでいることに心を痛めているお峯。大晦日の一日の出来事。演目:「十三夜」「大つごもり」
人間が人間を差別することの愚かしさ、悲しさ、恐ろしさ・・・奴隷制や人種差別への反対を貫いた『アンクル・トムの小屋』の作者ストウ夫人は、遂にその朗読会を最後にしようと決め、なぜこの小説を書くに至ったか話し始めます。子育てに追われながらも幸せに暮らしていた頃のある悲しい出来事が、その後、彼女自身を奴隷解放運動へと導くのですが、その出来事とは・・・彼女が朗読する小説の一節は、そのまま劇中劇として上演さし