紡げども、紡げども・・・・
舞台は諏訪のある製糸会社、労働争議があちこちで起こり始めていた頃。うねるような時代の波に押し流されるように動き出す、跡取り息子と女工の親子二代にわたる愛の物語。数奇な糸車に絡め捕られた愛おしいものたちへの挽歌です。
演劇博物館別館6号館3階「AVブース」にて視聴可能です。
劇団芸優座は「青少年にだからこそ最高の演劇を見せたい」という理念のもと、1972年、新宿四谷にて創立されて以来、全国のホール、会館をはじめとする公文協の自主事業、文化庁の助成公演、教育委員会、小・中・高等学校の芸術鑑賞教室での公演を「演劇は、まず面白く、確かなテーマで観客と共に創造する」をモットーに精力的に活動を続けて参りました。
樋口一葉の名作。「十三夜」旧暦十三夜の月明かりを背景に、過酷な運命に耐える人々の深い悲しみに迫ります。「大つごもり」親がわりの伯父が、病と貧しさにあえいでいることに心を痛めているお峯。大晦日の一日の出来事。演目:「十三夜」「大つごもり」
「君が僕で、僕が君」・・・それは肉親を探し出すための切り札!二人の少年が入れ替わり、愉快でスリリングな旅へ出発だ!家族ですらお互いに心を開くことが難しいといわれる現代、戦争で離れ離れになった少年と祖母が出会うまでの大冒険の中で、人を信じること、家族というものについて考える。その過程で「戦争は嫌だ」といい続けることの大切さにも気づいてほしい。
爆笑と感動で贈る!シェークスピア不朽の名作!ルネッサンス期のベニスを舞台にした、青年達の愛と友情の謳歌。あくまでも原作に忠実でありながら、感動と笑いを織り交ぜ、現代の若者に十分楽しめるように配慮されています。冒頭に作者や作品についてのわかりやすい解説が付く楽しい作品です。
鬼は私の中にいる。同じ鬼なら誰かの青鬼になりたい。戦後間もない、食べるのも精一杯の頃、それでも五郎たち一家は前を向こうとしていた。そんな彼らの隣に、空襲で焼け出されたある家族がよそから移ってきたが、何やら秘密めき、周囲と馴染もうとしない。その花岡家を巡る噂は、なぜか恐ろしいものばかりだった。やがて、五郎の家に泥棒が入る。目撃される復員兵。そして起きたもう一つの事件・・・全ては花岡家の人々を燻りだす
