ドフトエフスキー「罪と罰」に、森鴎外「高瀬舟」、芥川龍之介「杜子春」を加えたアンソロジー。
人が犯してしまう“罪”と、その“罰”についての切実な疑問と深い考察が交わされる。
物語の最後には、罪を憎みながらも、誰かを「許す」という行為の大切さが描かれる。
演劇博物館別館6号館3階「AVブース」にて視聴可能です。
2006年1月1日結成。演劇特有の虚構性を重視した躍動感あふれるパフォーマンスが特長。「圧倒的なフィクション」を標榜したオリジナル作品の創作を続ける。「こどもと観る演劇プロジェクト」や「高校生のための演劇プロジェクト」など、幅広い観客層への作品上演も積極的に展開。
柿喰う客フェスティバル2017
食べ物を探して森にやってきた兄(北村まりこ)と妹(永田紗茅)。ひょんなことから、人さらい(守谷勇人)に攫われ、妹はお金持ち(村松洸希)の家へ、兄はサーカス団に売られてしまう。兄は有名になり妹を迎えに行くために、サーカス団で芸を磨くことを決め、団長(とよだ恭兵)や見世物女(七味まゆ味)に教えを乞う。しかし、その大人気のサーカス団の秘密は…!?
シャルル・ペローの童話「ながぐつをはいたねこ」を原作とした音楽劇。賢いねこの活躍と、それに翻弄される人間の姿を、歌と踊りでユーモラスに描く。物語の最後には、財産や名誉などではない「本当に大切なもの」への気づきを与える。
柿喰う客フェスティバル2017
やるき坂小学校ぴっかぴかの一年生の私の後ろを何者かがついてくる気配がする。後ろを振り向くとそこには、自分と同じぴっかぴかの一年生がいた!?どこに行くにも一緒、何をするのも一緒な二人は、趣味嗜好がどこまでも一緒で…「この戦いの結末は…入念に打ち合わせ済みだ!」あらゆる反則技が許された男たちの、壮絶かつ予定調和な死闘。俳優2人による意地とプライドを賭けた演劇勝負、ついに開幕。
劇団「柿喰う客」結成13年目に送る新作。13日の金曜日、恩師の13回忌に集まった美術系私立大学の同窓生13人を巡る物語が繰り広げられた。