演劇
アーカイブのみ

ΛΛΛ かえりの合図、まってた食卓、 そこ、きっと—————

ΛΛΛ かえりの合図、まってた食卓、 そこ、きっと—————
撮影:橋本倫史
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撮影:橋本倫史
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撮影:橋本倫史
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撮影:橋本倫史
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撮影:橋本倫史
ΛΛΛ かえりの合図、まってた食卓、 そこ、きっと—————
撮影:橋本倫史
ΛΛΛ かえりの合図、まってた食卓、 そこ、きっと—————
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ΛΛΛ かえりの合図、まってた食卓、 そこ、きっと—————
ΛΛΛ かえりの合図、まってた食卓、 そこ、きっと—————
演劇
アーカイブのみ

ΛΛΛ かえりの合図、まってた食卓、 そこ、きっと—————

(チラシより)
26歳のときに書いた作品を、リユースして再構築してみようとおもうのだが、これに至るまではいろいろあった。マームとジプシーのこの三年間は、自分たちの過去に発表した作品をある意味、否定していく作業でもあった。とめどなく湧きでてくる、興味と。どうしようもなく拡大されていく、規模。どんどんと速くなっていく、スピード。取り巻くぜんぶのことにアプローチしていくときに振り返ってはいけなかった。振り返らずに、旅をしてきた。しかし去年のいつだったか、すこし立ち止まってかんがえる時間があった。疲れていた。ぼくだけじゃなくて、マームとジプシーが。たぶん、疲れていた。ぽつぽつと、みんなと話す時間があった。はじめて、過去の作品のことを話した気がする。そのときの、なんか、手触りみたいなのって。帰りたい、みたいな感覚と似ていた。この三年間で、生まれた家が壊されて道になった。飼っていたネコの、モモが死んだ。親もみんな、確実に年を重ねている。ぼくも今年、29歳になって20代最後の年を迎える。もう、振り返らないとおもっていた。帰らないとおもっていた。旅をつづけなくてはいけないから。でもでも、待っていてほしいともおもうのだ。もう、なくなってしまった家に。モモに。待っていてほしいともおもうのだ。旅しながら、帰る場所を探して彷徨っている。そのことすべてを、空間として。そこに漂う、波長を。生みだしたい。生みだした先には、また。旅。旅しかないこともわかっているけれど。

2014.4.3 藤田貴大

視聴方法

早稲田大学演劇博物館
無償

演劇博物館別館6号館3階「AVブース」にて視聴可能です。

デジタルアーカイブデータ

利用方法/利用条件について
映像管理者
マームとジプシー
収録日
2014/6/14(Sat)
権利処理状況
アーカイブのみ
映像分数
121分

作品情報

上演情報
2014/6/8(Sun)~2014/6/29(Sun)だて歴史の杜カルチャーセンター 大ホール(北海道)
2014/6/8(Sun)~2014/6/29(Sun)東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)
出演者・
スタッフ
出演
石井 亮介
出演
伊東 茄那
出演
荻原 綾
出演
斎藤 章子
出演
中島 広隆
出演
波佐谷 聡
出演
召田 実子
出演
吉田 聡子
作・演出
藤田 貴大
舞台監督
森山 香緒梨
舞台監督助手
加藤 唯
舞台監督助手
丸山 賢一
音響
角田 里枝
照明
南 香織
照明オペレーター
伊藤 侑貴
衣装
スズキ タカユキ(suzuki takayuki)
映像
召田 実子
演出助手
小椋 史子
当日パンフレット
青柳 いづみ
宣伝美術
本橋 若子
制作
林 香菜
制作
古閑 詩織

上演団体情報

マームとジプシー

団体詳細・作品一覧を見る

藤田貴大が全作品の脚本と演出を務める演劇団体として2007年設立。2012年よりオリジナルの演劇作品と並行して、他ジャンルの作家との共作を発表。あらゆる形で作品を発表し、演劇界のみならず様々なジャンルの作家や観客より高い注目を受けている。

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