その昔マグロ景気に湧いた宮崎・油津でテキ屋を仕切っていた金丸一家。羽振り良く暮らしていたが、終戦の混乱期、愚連隊にショバを荒らされ町を追われる。組長の重蔵は妻と娘だけを連れ細々と露天商をしながら暮らしていた。しかし油津に残してきた先代組長が「もう一度ショバを取り戻したい」と口にしていることを耳にする。重蔵とは反対に気性の荒い性格の妻・敏子は辰蔵の願いを叶えようと発奮。20年ぶりに油津へと帰るのだった。
演劇博物館別館6号館3階「AVブース」にて視聴可能です。
劇団創立から85年を超える老舗劇団。日本の創作劇、和物、海外戯曲と幅広く上演。
ある地方都市に一組の夫婦と姑の奇妙な一家が移住してきた。妻と姑は実の親子でありながら、直接顔を合わせることもできず、妻は屋根裏に隔離され訪ねてくる母親とは吊るした篭に手紙をいれて連絡をとりあっているらしい。どうやら夫のポンツァ氏が二人を遠ざけようとしているらしい。我々には当然真実を知る権利があると息巻くマダム・ムッシュたちのもとに当の姑、フロオラ婦人が釈明に現れた。意外な事実があかされたところ、入
舅と嫁。そして短大へ通う娘、時折北海道から帰ってくる大学生の息子。東京の何処にでもあるたたずまいの家庭。嫁の佐和子は夫を過労死で亡くし、それに続いて姑も病死する。佐和子はこの家にとどまり舅の宗一と十数年をこの家で暮し続けてきた。佐和子は宗一の老後や子供たちのことを考え、家の建て替えを決意する。そこへ、宗一の実の娘が海外生活を終え、夫と帰国する。そして二人はこの土地に新たに家を建て、宗一と共に住むと
<あらすじ>夏、県営住宅の一室。前日母親の葬儀を済ませ、今日は妻に離婚届を突きつけられ捺印を迫られている男、 42歳の元郵便局員・鈴木卓也。学生時代の友人との浮気がばれ、車で人身事故を起こし、職場もクビになる始末。 心臓の悪かった母親は度重なる心労であえなく他界。そして、残されたのは、84歳になる認知症の父親ただ一人。 男は失禁した父親をトイレに連れて行ったが……。 気が付くといつの間にか深夜。父
中間管理職で定年退職したばかりの山崎は、 新宿から電車で1時間半という距離にあるニュータウン『くぬぎ台』に住んでいる。 始発で家を出て終電で帰宅するようなサラリーマン時代には、それほど気にもとめなかったが、定年を迎えてから、何もすることがない日々に何と退屈なところだろうと思ってしまう。山崎は時間つぶしに町内のウォ―キングを始め、同じ定年散歩仲間が出来た。彼らとの交流を通して踏み出す定年後の新たな一
