枝の上で葉っぱを食べるのに夢中になっていた青虫さんは、いつのまにか仲間とはぐれてしまったようです。
小さな生き物たちの小さな出来事だけれど、そこには私たちと同じ、大切な命が生きています。
演劇博物館別館6号館3階「AVブース」にて視聴可能です。
1965年創設。日本人振付家による数々のオリジナル作品を生み出す一方、海外の優れた振付家の作品紹介にも力を注ぎ、古典から現代作品まで日本初演作品を含む世界水準のレパートリーを保持している。また、子どもたちや障がいのある方に向けたアウトリーチ活動等、社会と広くかかわる活動も積極的に行っている。
チューダーの解釈する、ウィリアム・シェイクスピアによる悲運の恋愛物語『ロミオとジュリエット』。その中からパ・ド・ドゥを抜粋する。
舞台はドイツのとある街。クリスマスを迎えてにぎわうクリスマスマーケットで、ごく普通の家で暮らす一人の少女クララに起こる不思議な物語。人形の世界へ迷い込んでしまったクララが、家族の愛と温かさに気づき、大人への階段を一歩登る。美しい舞台美術と心躍る音楽とともに、素晴らしいバレエの世界を子どもから大人まで堪能することができる。
Continuoはストーリー性のない古典バレエであり、ほとばしる感情の物語である。動きの流れは決してとどまることがなく、そのステップは「自由」や「解放」と繋がっていなければならない。その繋がりこそが、チューダーの動きのスタイルであり、彼の振付の最も顕著な特性として批評家たちが注目するところである。
ロベルト・シューマンの「子どもの情景」にパ・ド・ドゥで、雨の午後の子供たちのひとときが描かれる。1953年にジェーコブズ・ピロ―で初演、その後、ジュリアード音楽学校のダンス・アンサンブル(1960)、ノルウェー・バレエ団(1961)、王立スウェーデン・バレエ団(1963)で踊られた。