若手ダンサーを中心とした有名バレエガラ公演の第7回目。東京・パリ友好都市提携10周年を記念して、また1992年7月から12月にかけて東京で「パリ年‘92」が開催されていることを受けて、第7回はパリとフランスにちなんだ企画を軸として開催された。東京都が行う「パリ年’92」事業の一環として、8月7日、8日の公演ではフランスのスタンローバ児童バレエ団が出演し、『眠れる森の美女』を踊った。スタンローバ児童
舞台はドイツのとある街。クリスマスを迎えてにぎわうクリスマスマーケットで、ごく普通の家で暮らす一人の少女クララに起こる不思議な物語。人形の世界へ迷い込んでしまったクララが、家族の愛と温かさに気づき、大人への階段を一歩登る。美しい舞台美術と心躍る音楽とともに、素晴らしいバレエの世界を子どもから大人まで堪能することができる。
いつも優しい気持ちを持って良いことをしていれば、いつか必ず良いことがある。自分のことを思ってくれる身近な人たちや、自分よりずっとか弱い小さな命を大切に思う気持ちがあれば、それと同じだけ自分のことを大切に思ってくれる人が必ず現れる。それは魔法のように不思議なこと。でも信じた人にしかかなわない、本当に起こること。
バレエとゲームの奇跡の融合が生み出す感動のステージ。初演は1995年、演出・振付は同バレエ団常任振付家の鈴木稔、音楽は故すぎやまこういち。
1997年「KATSUO NI SILAGA」として初演され、その後現在の題名に変更、ダンサーのスピードと力と汗が光る作品である。2002年ドイツ、ハイルブロン市立劇場に招聘され15回公演を行った際のプログラムの一つであり、海外から見た現代の日本のイメージを象徴していると絶賛された。
枝の上で葉っぱを食べるのに夢中になっていた青虫さんは、いつのまにか仲間とはぐれてしまったようです。小さな生き物たちの小さな出来事だけれど、そこには私たちと同じ、大切な命が生きています。