タイトルは「かわ」です。
割と若い方々が三途的な川を前に、眺めたり渡ろうとしたり「やっぱこえーわ」となって帰宅したりする話をします。
渡る前にも後にも、どの場所でも安心して過ごせるきっかけに少しでもなれますよう作っていけたらと思います。
演劇博物館別館6号館3階「AVブース」にて視聴可能です。
オンデマンド配信。
2028/12/31まで
舞台作品・美術・映像を制作する団体として2015年に設立。 主宰・俳優である田中祐希、脚本・演出の池田亮、俳優の小松大二郎、アニメーション作家のりょこで構成されている。自身の体験や周囲の人々からの「自分のことを話したい」という声を出発点として、生々しくも多種多様に変化していく環境と可能性を描き、その後、表現によってどのように現実が変化したかを「発表する」までを行う。表現と発表をし続けることによって生まれる他者との共鳴と反発を繰り返し、現実に新たな視線や変化を見つけることを目指している。2018年、CoRich舞台芸術まつり!2018春にて『巛』準グランプリ受賞、第9回せんがわ劇場演劇コンクールにて『家を走る』特別賞受賞。2019年、MITAKA “Next” Selection 20thにて上演した『姿』は、TV Bros.内「ステージ・オブ・ザ・イヤー2019」、総合演劇雑誌『テアトロ』内「2019年舞台ベストワン」、カルチャーニュースサイト『CINRA.NET』内「2019年に心を動かした作品は? カルチャーアンケートを発表」など多くの場所で取り上げられ話題を呼んだ。
2019年の三鷹で描かれた、公務を担う母と定年を迎えた父の別れ。女と男、妻と夫の、過去から今から次へのお話。実話を基に子が脚本を書いて演出し、実父も出演する、母と家族の歴史。
2人の女。20年前。家庭にインターネットが普及した時代。匿名掲示板──。全く違う場所で生まれ育った女性2人が、インターネットで出会う。誰にも話せなかった家庭と世間に挟まれていた2人は、ようやく打ち明けられる場所をネットの中に見つけた。記憶の世界をぐるぐると巡りながら、それぞれの身に起こる出来事を経て、とある決断を下す現在までの20年間を描く。