舞台は1931年、日本統治下の租界地・大連。中国でありながらも、外国人が居住し、貿易や経済活動を行い、賑わっていた。また、日本の中国侵略活動の根拠地として在留日本人も多く集まっていた。そんな大連に作家志望の青年、日暮隆夫が放浪の旅のすえにやってくる。日暮は無為徒食の日々を過ごし、かろうじて生計を立てていた。そんな彼のところへ、友人の安東泰男が一人の娘を連れてくる。彼女の名前は徳大寺茉莉。ダンスホールでジャズを歌っているというが、好き勝手に生きる、モラルのかけらもないような一筋縄ではいかない女性であった。茉莉が日暮の住む下宿屋に転がり込んで来たことから、二人のまわりでは様々な事件が続出する。やがて、自由気ままに暮らせていた租界地にも戦争の影が近付き、満洲事変までの火種がくすぶり始めるのだったーーー。
演劇博物館別館6号館3階「AVブース」にて視聴可能です。
作曲家のいずみたくが1977年に創ったミュージカルを専門に上演する劇団。
とある⼥性起業家を襲撃し、廃屋へ逃げ込んた敦也、翔太、幸平の3⼈は児童養護施設「丸光園」で育った幼なじみ。3⼈が⼀夜を明かそうと忍び込んだ場所は、かつて店主が悩み相談を請け負うことで知られた雑貨店だった。廃業して何年も経つ店のシャッターの郵便受けから、突然、⼿紙が落ちてくる。その⼿紙は33年前に書かれた悩み相談だった。3⼈は⼾惑いながらも、当時の店主・浪⽮雄治に代わって返事を書くのだが……。次第に
76年周期で地球に接近するハレー彗星。これはハレー彗星が1910年に地球に近づいてきた時のお話。だんだんと近づいてくる彗星を見上げながら、人々は不安な毎日を過ごします。やがて彗星の尾には有毒のシアン化合物が含まれているという記事が新聞に掲載されると、尾に含まれる猛毒成分によって、地球上の生物は全て窒息死するのではないかという噂が広まります。噂はやがて地球上の空気が5分間だけなくなるというデマに変わ
大好きなリエちゃんと岐阜で暮らしていた子ネコのルドルフ。ある日、ひょんなことからトラックで遠い町まで運ばれてしまいました。駐車場におそるおそる降りたルドルフは、頭の上から大きな声で呼び止められました。イッパイアッテナという、このあたりの野良ネコのボスです。イッパイアッテナはふしぎなネコでした。たくさんの名前を持ち、たくさんの知り合いがいて……そして何よりルドルフがおどろいたのは、イッパイアッテナが
この作品は、灰谷健次郎の「太陽の子」を、2019年にイッツフォーリーズがミュージカル化した作品です。1975年の沖縄と神戸を舞台に小学六年生の“ふうちゃん”の目を通して人々の心の交流を描きます沖縄復帰50周年にあたる2022年。沖縄は問題を抱えたまま、50年という年月のみが過ぎていっています。この節目の年に、「人間の本当の優しさとは何なのか」という、灰谷健次郎が生涯問い続けたテーマを音楽と笑いに包
