舞台が始まると、思い思い自分だけのびんを手にした人たちが登場します。
びんの中になにが入っているのかは、持っている人以外は誰も知りません。
たぶんそれぞれの少年少女時代の忘れられない何かが入っているのでしょう・
そこでみんなでそのフタをあけ、一つ一つの思いでをつなぎ合わせ、舞台の上に、客席を含めたみんなの思い出の物語を作り出そうとします。
思い出は切り取られた観念の時間、きっと現実では気が付かないものを、みんなで再発見できることを祈りながら。そう、夏のかぜが心のほこりを吹き飛ばすように・・・。
劇団うりんこは創立47年の歴史を持つ児童演劇の専門劇団です。
There is Room For Compromise.そこは、高校の図書準備室。ホコリをかぶった本がうず高く積まれたその部屋。めったに人がやって来ないこの部屋は、大っぴらにはできない"生徒指導"を行うにはうってつけの場所。発端は、ある生徒が書いてきた学級劇の台本。そこに描かれているのは恋人たちの物語。もしそれが異国の王子と姫の物語ならば問題はなかった。問いかける教師。何も答えない生徒。この一冊
このお芝居は、ドイツ人と日本人の二人がロビンソン・クルーソーのように、取り残されてしまったとき、どんなことが起きるかを描いたお芝居です。それをドイツ人の役者とうりんこの役者が演じます。演出家とプロデューサーもドイツからきます。そして、他のスタッフは日本人。お芝居をつくる現場で、どんなことが起きるのかと、わたしたちはまるで冒険の旅に出るときのような気持ちです。言葉の通じない2人の男は、やっぱり始めは
【あらすじ】5年生になっても真一は弱っちの泣き虫。でもいつかきっと、ムチャクチャ強いヒーローになって、悪いやつらをコテンパンにしてやる!と思っている。そんなある夜中、25世紀からやってきた人物が真一の部屋に現れ、「君を、国際地球連合ヒーロー科学研究所のスーパーキッズヒーローにする。」と、変身ベルトを授けてくれた。果たして、真一は本物のヒーローになれるのか?!本物のヒーローって本当はどこに居るのか?
賢治の作品の中に見られる光と闇。目もくらむ光の乱反射は同様に様々な自然の現象をいろいろな角度から見る自由を保障している。自在さは一種のシュールレアルな要素をも含み、物事を自由な方面から見る視点を持つことによって見る者の立場或いは乱反射するさまを世界観にしていく。賢治と自由に交感し遊ぶ。これが”大運動会”の選手宣誓であろう。