一個の古い革のトランクがある。ヤーコブとラウラが大事にしてきたトランクだ。
その鞄の中には、様々な記憶と懐かしい他人たちとそして会いたくなる風景がいっぱいつまっている。
ヨーンじいちゃんの登場は、言ってみればシルマー家に投げ込まれたひとつの石のようなものだった。
自由で率直で誇り高く生きているヨーン。がそれを人たちは風変りだと思うのだった。
実際ヤーコブとラウラも初めのうちはヨーンじいちゃんがなにをしでかすのかと、いつもハラハラしていた。時にはヨーンの行動を恥ずかしいと思いもした。
だがヤーコブとラウラはヨーンに惹かれていくのだった。多分ヨーンが輝いて生きているのに気が付いたからだ。
しかし、ヨーンにも確実に一つの現実がしのびよってきていた。
演劇博物館別館6号館3階「AVブース」にて視聴可能です。
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