演劇

喜劇昭和の世界三部作

アーカイブのみ

阿部定の犬

阿部定の犬
阿部定の犬
演劇

喜劇昭和の世界三部作

アーカイブのみ

阿部定の犬

『キネマと怪人』、『ブランキ殺し上海の春』と共に「喜劇昭和の世界」三部作を構成する。佐藤信は天皇制に切り込むべく、二・二六事件による戒厳令下の東京に架空の街を出現させ、阿部定事件を絡めながら昭和の終焉を描こうとした。なお、本作の巡業先だった沖縄での上演が不許可になり、裁判に発展した。これをきっかけに劇団は意識的に公有地を上演場所に選ぶことで全国の公有地を開放する運動をはじめる。

視聴方法

早稲田大学演劇博物館
無償

演劇博物館別館6号館3階「AVブース」にて視聴可能です。

デジタルアーカイブデータ

利用方法/利用条件について
映像管理者
一般社団法人劇団黒テント
権利処理状況
アーカイブのみ
映像分数
177分

作品情報

上演情報
1975/1/16(Thu)~1975/1/20(Mon)鈴蘭南座(愛知県)
1975/2/14(Fri)~1975/2/15(Sat)京都北野会館(京都府)
1975/3/8(Sat)~1975/3/8(Sat)三鷹緑地私有地(東京都)
1975/4/19(Sat)~1975/4/25(Fri)有明一丁目埋立地(東京都)
1975/5/29(Thu)~1975/5/29(Thu)コザ中学校前私有地(沖縄県)
1975/5/31(Sat)~1975/6/1(Sun)那覇古波蔵駐車場(沖縄県)
1975/6/11(Wed)~1975/6/11(Wed)厩橋病院(群馬県)
1975/6/12(Thu)~1975/6/12(Thu)利根河原(群馬県)
1975/6/13(Fri)~1975/6/13(Fri)宇都宮八幡山公園(栃木県)
1975/6/14(Sat)~1975/6/14(Sat)郡山専売公社跡地(福島県)
1975/6/15(Sun)~1975/6/15(Sun)福島民報大田町パーキング(福島県)
1975/6/18(Wed)~1975/6/19(Thu)仙台西公園(宮城県)
1975/6/21(Sat)~1975/6/22(Sun)盛岡八幡神社(岩手県)
1975/6/24(Tue)~1975/6/24(Tue)山形霞城公園(山形県)
1975/6/27(Fri)~1975/6/28(Sat)青森三内ヘルスセンター・グランド(青森県)
1975/7/2(Wed)~1975/7/2(Wed)函館大森公園(北海道)
1975/7/4(Fri)~1975/7/6(Sun)札幌中島公園(北海道)
1975/7/8(Tue)~1975/7/8(Tue)旭川常盤公園(北海道)
1975/7/10(Thu)~1975/7/10(Thu)帯広緑ヶ丘公園(北海道)
1975/11/12(Wed)~1975/11/21(Fri)後楽園ジャンボ・ゴルフ練習場前大駐車場(東京都)
1976/6/4(Fri)~1976/6/4(Fri)静岡大学大岩跡地(静岡県)
1976/6/5(Sat)~1976/6/5(Sat)鴨江観音境内(静岡県)
1976/6/6(Sun)~1976/6/6(Sun)岡崎六名公園隣空地(愛知県)
1976/6/7(Mon)~1976/6/7(Mon)岐阜長良川川原岐阜グランドホテル前(岐阜県)
1976/6/9(Wed)~1976/6/9(Wed)姫路手柄厚生会館前空地(兵庫県)
1976/6/10(Thu)~1976/6/10(Thu)岡山中島公園(岡山県)
1976/6/11(Fri)~1976/6/11(Fri)福山城跡公園グランド(護国寺跡)(広島県)
1976/6/12(Sat)~1976/6/12(Sat)広島大学構内(広島県)
1976/6/14(Mon)~1976/6/14(Mon)山口ザビエル聖堂前(山口県)
1976/6/16(Wed)~1976/6/16(Wed)小倉市民会館広場(福岡県)
1976/6/17(Thu)~1976/6/18(Fri)福岡百道海岸空地(福岡県)
1976/6/19(Sat)~1976/6/19(Sat)久留米東町公園(福岡県)
1976/6/20(Sun)~1976/6/20(Sun)佐賀中央公園(佐賀県)
1976/6/22(Tue)~1976/6/23(Wed)長崎公会堂前広場(長崎県)
1976/6/25(Fri)~1976/6/25(Fri)大牟田笹林公園(福岡県)
1976/6/26(Sat)~1976/6/27(Sun)熊本競輪場北口駐車場(熊本県)
1976/6/29(Tue)~1976/6/29(Tue)鹿児島ライオンズ広場(鹿児島県)
1976/7/1(Thu)~1976/7/1(Thu)宮崎神宮(宮崎県)
1976/7/3(Sat)~1976/7/3(Sat)大分若草公園(大分県)
1976/11/3(Wed)~1976/11/7(Sun)梅ヶ丘世田ヶ谷区有地(東京都)
1976/12/3(Fri)~1976/12/5(Sun)川崎球場裏グランド(神奈川県)
出演者・
スタッフ
あたし
新井 純
街頭写真師
斎藤 晴彦
千歳鶴蔵
根本 和史
松竹梅
金子 研三
春野晴夫
小篠 一成(劇団黒テント)
万歳
伊川 東吾
先生
溝口 舜亮
おすそ
水野 真美子
おさや
小田 和子
おまめ
左近 充紀子
街頭歌手
福山 敦夫
松島さん
岩崎 寿一
厳島さん
服部 良次
天橋立さん
成沢 富雄
作・演出
佐藤 信
演出
山元 清多
舞台美術
妹尾 河童
照明
秋本 道男
音楽
福山 敦夫
効果
矢吹 誠
衣裳
藪 和彦
舞台監督
大槻 哲朗
舞台監督
新田 隆
受賞歴など
紀伊國屋演劇賞(新井純)
その他
黒色テントによる全国移動興行

上演団体情報

68/71黒色テント

団体詳細・作品一覧を見る

1968年に自由劇場、六月劇場、発見の会の三劇団の連合組織である「演劇センター68」として発足。70年に大型の移動式テント劇場を創設し、全国移動公演の旅を開始。以後20数年間、「黒色テント68/71」の名称で日本全国延べ120都市を巡り、既成の劇空間に限らない、あらゆる可能性のある劇空間を求めて全国的な旅公演を展開。また、練馬区に構えていた作業場での上演や、アジアの演劇グループや演劇人とのネットワークづくりにも取り組んできた。1990年、黒テントによる移動公演を中止し、団体名を「劇団黒テント」と改称。2012年に江戸川橋に作業場を移す。

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