演劇
アーカイブのみ

人魚伝説

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人魚伝説

人魚たちがやってくる。東のはずれにまず最初に訪れたのは人魚たちだった。
桜散る赤い欄干のそばで買った樟脳船は動こうとはせず、ただ浮かんでいるだけでした。そして、忘れたはずの街が桶の底に浮かびあがってくるのです。
あの街が好きだった
砂浜にうちよせられ、肩をあわせる流木のような
あの街の人々が好きだった

さよなら、ウチウミ
さよなら、懐かしい思い出たち
さよなら、僕の少年時代

視聴方法

早稲田大学演劇博物館
無償

演劇博物館別館6号館3階「AVブース」にて視聴可能です。

デジタルアーカイブデータ

利用方法/利用条件について
映像管理者
一般社団法人新宿梁山泊
権利処理状況
アーカイブのみ
上演分数
114分

作品情報

上演情報
1995/4/29(Sat)~1995/5/8(Mon)新宿住友ビル恋弁天前特設テント(東京都)
出演者・
スタッフ
詩人
金 久美子
チチ
金 守珍
ハハ
三浦 伸子
セツ男
大塚 一休
ハル男
小檜山 洋一
ナツ男
近藤 弐吉
アキ男
東 憲司
フユ男
孫 貞子
シキ男
近藤 結宥花
金魚
村松 恭子
水女
金 順愛
男爵
木下 徳和
男爵夫人
広島 桂
ジェニー
渡会 久美子
マリーン
伊貸 純子
ステラ
広島 桂
キユーピー金
伊藤 勝代
演出
金 守珍(上演当時 金盾進)

上演団体情報

新宿梁山泊は1987年、金 守珍を代表として東京に結成された。
「新宿梁山泊」という劇団名は中国の小説「水滸伝」に由来し、その名の通り多方面で活躍中の演劇人が集結した。
日本の演劇界に失われつつある「物語(ロマン)の復権」を求めて、また、「アングラ演劇」を現代日本を代表する「文化」として継承し世界へこれを発信していきたいという理念を基に、国内外で積極的な活動を続けている。
以来、日本の現代演劇の最もダイナミックな創造的活力を代表する役者集団を自称するに相応しい、と物語を担う役者達への評価は年々高まっている。

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