舞踊
配信可能

52ヘルツのうた

52ヘルツのうた
Photo: hitoha.nasu
52ヘルツのうた
舞踊
配信可能

52ヘルツのうた

  • 上演団体:Arche
  • Arche
    神奈川県
  • 2023年度マグカルシアター参加作品

52ヘルツのうた 

泡ぶくと奏で
ゆらゆらと目を閉じて沈む

彷徨いながら差し出す
今日も触角のような手

鯨の唄に耳を傾け アスファルトを叩く

「52ヘルツの周波数で鳴く、世界唯一の個体と言われる鯨(実話)」をテーマに、現代社会が抱える孤独や不安を、鯨の届かない声と重ね合わせ、身体表現・美術を交え上演しました。

タイトル”52ヘルツのうた”とは、1989年にアメリカ、ウッズホール海洋研究所の科学者達が初めて52ヘルツのクジラの鳴き声を発見してから、色々な場所で観測されてきた、非常に珍しい高周波数で鳴く、世界で唯一の個体の鯨の声のことであります。
その鯨は世界一孤独な哺乳類と言われ、さまざまな憶測をよんできました。



その声は他の鯨には届かない  当然、答えもない

世界一孤独な鯨、、、

その姿は孤独なのだろうか  


私たちは自分と重ね合わせ、可哀想な自分に陶酔するのでしょうか
はたまた同情し、どこかで自分はましだと、
いっときの偽善と優越感を得るのでしょうか

つまり、それをどう解釈するかは人間側のエゴである    ー作品メモよりー

デジタルアーカイブデータ

利用方法/利用条件について
映像管理者
Arche
収録日
2023/7/16(Sun)
権利処理状況
配信可能
字幕データ
日本語
上演分数
53分

作品情報

上演情報
2023/7/14(Fri)~2023/7/16(Sun)神奈川県立⻘少年センター スタジオ HIKARI(神奈川県)
出演者・
スタッフ
演出・振付・ダンサー
井田 亜彩実(Arche)
ダンサー
荒俣 夏美(Arche)
ダンサー
南 帆乃佳(Arche)
共同演出・ダンサー
黒須 育海
ダンサー
水島 晃太郎
ダンサー
鈴木 亮祐
音楽
笠松 泰洋
舞台監督
湯山 千景
照明
加藤 泉
音響
相川 貴
舞台美術
大津 英輔
衣装
柴田 真梨子(Co.Ruri Mito)
メインビジュアル撮影・デザイン
nasu hitoha
記録撮影
大洞 博靖

上演団体情報

2020年、イスラエルのプロダンスカンパニー”MARIA KONG”から帰国した井田亜彩実が”Arche”をカンパニーとして旗揚げ。
これまで穂の国豊橋芸術劇場レジデンスアーティストとして招聘や、神奈川県と共催するなど多数の企画、公演に参加。
​横浜ダンスコレクション2021にて審査員奨励賞受賞。
地方のダンス活性化にも力を入れ、東京と長野にて毎年主催公演を行い、好評を博す。