-一緒にお茶を飲んだり世間話をしたり、あるいは誰かともめたり、腹を立ててもそれを押し隠して笑ってみたり、そういった日々とぎれなく行われてる関わりの一番表層に見えている部分に、関わりの本質を探る。ダンサー3人の普通の会話を録画し、1分間だけを抜き出して、その動きをそのまま本人に振りつける。トレースしたフレーズで恐ろしく繰り返される表層のダンス。表層に見えていることだけて作っているにも関わらず、そこに見えてくるのは、その時まったく見えなかった、その時の深層部の蠢きである。どの人にもそのような得体の知れない深層部の蠢きを抱えて生き、またそれを常に連鎖させているさまを垣間見る。
ダンサー/振付家
96 年より、マイムからダンスへと以降しつつ、既成のテクニックではないスタイルの試行錯誤をテーマに活動を続ける。01 年より自身の体を観察する『私的解剖実験シリーズ』始動。2018年10月、Kyoto Experimentにて『Floating Bottle project vol.2 Dive into the point点にダイブする』を上演。
関わりの可能性をいったい何が狭めていくのか?その法則を再現し、また逆に可能性を広げていく方法をも模索。舞台上における関わりの実験。
-俯瞰した視点、すなわち普遍的であると思い込んでいる基準に自分を閉じ込めてしまう人のありようを観察し、そのことで歪んでいく自分の振る舞いの外に出るため、舞台上であえてその線引きを強める状況を「質問」という形で自分に浴びせる。その儀式を通して、体に立ち現れる反応を引き出し、その反応が重なり合い、祭りとなる。
-杜のホールはしもとにて3日間のワークショップを行い、その受講者により行われた発表。互いに会話をしながら相手の仕草などを書き留め、再現可能な動きとするインストラクション、矛盾した動きを同時に行うことで体に反応を生じさせるインストラクション、体にイメージを与えることで体の質を変化させるインストラクションという3種類を受講生全員が一つずつ考え、それらを音声によるインストラクションとして編集。普通の買い
床の上で、顕微鏡の中の微生物のように覗かれる。身体の細部に細かい命令を与え、細部が自立した意識を目覚めさせる分解作業。そして新たな繋がりの発見と、未知の自分との出会い。
