2007年設立。気功や太極拳を応用した独自の身体性を構築しながら、個人の身体と公共との関わりに焦点を当てた作品を上演する。主な作品に、日本国憲法をテキストに使った「俺が代」、サミュエル・ベケットの「しあわせな日々」、原発事故直後、福島の路上で上演した「福島でゴドーを待ちながら」など。2017年ルーマニアの国際演劇祭Temps DʼImages Festival、2018年シアターコモンズに参加。
「俺が代」は、日本国憲法や、文部省(当時)による教科書『あたらしい憲法のはなし』、そして尾崎行雄、芦田均などの演説をテキストとして用いながら、日本国憲法の本質を浮かび上がらせ、憲法やこの社会についての問いを共有するソロパフォーマンス。これまで愛知県芸術劇場、京都芸術センター、Festival Temps D' Images Cluj などにおいて上演されてきたかもめマシーンの代表作です。憲法という