昭和4年、上野は谷中の太平洋画会研究所のアトリエで真剣に裸婦のデッサンに取り組む若き画家、靉光(あいみつ)、井上長三郎、鶴岡政男、寺田政明、松本竣介たち。そんな頃、まだすすきと大根畑におおわれた低湿地帯、池袋にポツリポツリとアトリエが建ち始める。貧乏画家たちは、一人また一人とそこに集まり、やがてその一帯は芸術家の街と化した。そろいもそろって酒好き、女好き、喧嘩っ早い。けれどいったん絵を描きはじめた
舞台はシベリア。ソ連によって抑留されている日本人兵士たちとリトアニア人女性との出会い。二人はいつしか惹かれ合うようになるが、それが波紋を巻き起こしていく・・・。リトアニア人と日本人の共通体験であるシベリア抑留をモチーフに、数年にかけて話し合いを重ね合同製作。リトアニア演劇界を牽引する一人、J・ヴァイトクスの演出が光る。また、あちらこちらに散りばめられた両国の文化が融合した美しい舞台。
第二次大戦後、大陸で敗戦を迎えた多くの日本人が、シベリアに抑留された。最初の冬、多くの人々がその厳しい冬を越えられず、帰らぬ人となった。ひたすら”帰還(ダモイ)”を待ち続け、その日を信じて生き延びようとする人々。そんな中でも日本人とロシア人との心温まる交流もあった・・・
ガンコ一徹、職人気質の社長が倒れた!!跡を継いだ息子は古い体質を改善しようと大改革を宣言!!が、従業員とのミゾは深まるばかり。働けど働けど報われない毎日。リーマンショック後の東京は大田区の町工場を舞台に、じいちゃん、ばあちゃん、父ちゃん、母ちゃん、若者たちが大バトル。工場のおやこ三代を軸に様々な価値観がぶつかり合って、見えてきたものは・・・・・?
アウシュビッツ博物館(ポーランド)から東京のホロコースト教育資料センターに貸し出された茶色い古びたかばん。かばんには、ハンナ・ブレイディ 1931年5月16日生まれ ドイツ語で“孤児”と大きく書いてありました。ハンナは、どんな女の子だったの?劇団銅鑼アトリエ、東京芸術劇場ほか様々な場所で・・・あなたとハンナを探す旅が始まります。