『セールスマンの死』(22年春)の斬新な演出で日本の演劇ファンをうならせたショーン・ホームズが豪華俳優陣と日本クリエイターと創る23年版『桜の園』。全員、どこかおかしい…。そこにいるのは亡霊か、それとも現在の私たち?
理化学研究所の若き物理学者たちとその恩師を中心として、本郷の下宿屋「平和館」に集う風変わりな人々、新劇青年、ピアニスト、東大野球部員、そして謎めいた女―――。日本が戦争へとひた走る激動の時代の片隅で、彼らが織りなす愛と笑いの昭和青春グラフィティー。
一人は派遣された。一人は強制された。二人の友情が 完璧な喜劇コメディを創り上げた。
PARCO PRODUCE 2021
本作品は、2019年ロンドンのアルメイダ劇場のアソシエイトディレクターであるロバート・アイクが、1912年に発表されたシュニッツラーの「Professor Bernhardi(ベルンハルディ教授)」を翻案、演出し、同劇場で開幕するやいなや、連日SOLD OUT、ザ・ガーディアンをはじめ各紙でFIVE STAR★★★★★(最高評価)で絶賛され、翌2020年、英国で最も権威あるローレンス・オリヴィエ賞